どこでもオフィス
コロナ禍真っただ中だった2022年。
感染拡大防止のため移動の制限をされたことにより、会社に通勤せず自宅で働く「リモートワーク」が流行りました。
要するにパソコンとネット環境があればOKの仕事ですよね。
そういう働き方の人が 流行語になるほど存在していたことに、当時正直に驚かされました。
僕はずっと屋外の現場で汗を流して働く仕事をしてきてたのでね。マスクをしていた程度でコロナなんて関係なかったし。
ずっと自宅にいると(様々な面で)息苦しくなるからか、「ワーケーション」なるものが登場しました。
休暇(vacation)で旅行しながら滞在先で仕事(work)をする…という造語です。
気分転換/リフレッシュをしつつ仕事ができれば…という政府主導のアイデアでした。
で、その移動手段となると車になるわけです。
感染拡大防止の観点から人々の接触を避けなくてはならなかったのですから当然ですよね。
そこで三菱ふそうが提案したのが、究極のリモートワーク車両「ノマドプロ」です。
どういうものかというと、2トンの箱車の「箱」の部分をオフィス&プライベート空間に改造し、
どこでも仕事をしたりリフレッシュしたりできる…というコンセプトモデルです。
2枚とも (c)三菱ふそう
小さいキッチンや冷蔵庫、シャワーもあるなど、キャンピングカーをグレードアップさせた感じですかね〜。
「箱」は竹や木、畳をふんだんに使用し、リラックスした環境を提供…らしいのですが、
そんなしてまで仕事やなんて僕は嫌です。
ただでさえリモートワークがON/OFFの切り替えができないと言われているのに、
旅行先や、自然あふれるアウトドア空間まで行って仕事をしたいですか?
当時の状況を考慮しても、この国を牛耳ってる連中の脳ミソがどれだけ安物か分かる好例です(苦笑)。
それに追従した三菱ふそうも どうかしてます(悲)。
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ツーリング中に現実世界の「どこでもオフィス」に出くわしましたので無断で撮影してきました(笑)。
平ボディの2tトラックの荷台にプレハブ小屋が乗ってるだけのように見えますが、
ちゃんとエアコンも付いてますし、左前には外部電源を取れるコンセントもありますし、
後部にはトイレもありますやん(左後ろの隙間は汲み取り口と予想((笑)))。
ま、ノマドプロのような豪華設備ではなく、こっちのほうが質実剛健でいいと思いますが…。
ちなみにトラックはレンタカーでした(爆笑)。
ノマドプロの紹介へのリンクを貼っておきますね。ページ内には「車内」の動画もありますのでイメージはつかめるかと。
こんな時代もあったね、と笑ってやってくださいな。
https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/fusolife/nomadpro-redefining-remote-work/