ゴールデン・フジサン
僕の新旧のバイクを並べてみました。
うーん、いつ見てもいい(自己陶酔)。
そのなかの、ここが今回のテーマです。
ドライブチェーン(以後「チェーン」)。
エンジンで発生させた動力を最終的にリアタイヤに伝える要ですね。
チェーンとスプロケット(以後「スプロケ」)を間近でじっくりと見てもらいましょうかね〜。
どうです、上のはゴールドに輝いてるでしょ(・∀・)♪+.゚
どうです、下のはねずみ色で薄汚いでしょ orz
上は「2相棒」の社外品のもの、下は250ccの「新しいバイク(仮称)」のノーマルのものです。
チェーン以外にも動力を伝える方法として、スクーターやハーレーでおなじみのベルトドライブや
縦置きエンジンのバイクで採用されているシャフトドライブがありますけど、
バイクの場合、チェーンがメインです。
レースで走るようなスーパースポーツですらチェーンです。
自転車にも付いてるあのチェーンがサーキットでバイクを300km/hで走らせるんですよ。
なんだか信じがたいです。
どうしてチェーンを採用するんでしょうね。
三者のメリット&デメリットを箇条書きにしてみました。
メリット | デメリット | |
シャフトドライブ | ・メンテナンス不要 ・パワーロスが少ない ・汚れない ・静か |
・ジャイロ効果が強く出る ・重量がかさむ |
ベルトドライブ | ・軽量 ・汚れない ・静か |
・大きな力を伝えるために幅広になる ・いきなり切れやすい |
ドライブチェーン | ・簡単にチューニングできる ・幅を取らない ・遊びによるしなりでショックを吸収できる ・メンテナンスしていれば いきなり切れることはない |
・注油や清掃、遊びの調整が必要 ・錆びやすい ・オイルが飛び散り汚れる ・騒音が大きい ・伝達ロスが大きい ・定期的な交換が必要 ・チェーンとは別に スプロケットの交換も必要 |
チェーンってデメリットの山ですやん(涙)。
でも、三者からひとつを選ぶとなると…とりあえずチェーンが無難ということらしいです。
それに、パーツ交換の定番部分であり、
交換することで見栄えが良くなったり、性能が上がったりなど
効果が分かりやすい利点もあります。
ちなみにチェーン交換時には前後のスプロケットも磨り減っていますので一緒に交換します。
交換の頻度は、適度に手入れ(洗浄、注油、調整)を行い、
急発進や急加速、急減速など負担をかけ過ぎない乗り方で おおむね2万kmごとに行うのが推奨されていますね。
僕の職場の近所の大学生らが乗っているバイクはそれはそれは酷い扱いで、
チェーンは錆びだらけで たるんだ状態で乗ってるなんてアタリマエ。
これでは大幅に伝達ロスが起き、走りも燃費も悪化しますし、チェーンの鳴りが大きくなってうるさいですし、
早く傷んでしまうし、最悪だと突然切れたり外れることもありますのでご注意を。
ちなみチェーンの寿命には前兆があり、
・手入れをしてもチェーンの動きが鈍くなり、チェーンの各コマが一直線にならずガタガタになる(「キンク」と言います)
・スプロケの後ろ側の部分のチェーンを後方に引っ張ると、チェーンとスプロケの間に隙間が出来る、
・最初は富士山型のスプロケの山が剣岳状態になる
があります。
↓新品のスプロケの富士山型…要するに台形をしています。
↓で、これは職場の人のバイクのスプロケ。
わかりますか?先っちょがピンピンに尖った見事な剣岳っぷりが。
スプロケの磨耗限界を超えてます。
それこそチェーンが外れたり、スプロケの山が欠けたりの危険が高まります。
こっそり撮ったあとに持ち主に教えてあげました(笑)。
「2相棒」には社外品を使っていると書きましたが、
RKのゴールドチェーンと、AFAMのゴールドスプロケの組み合わせをしていました。
見れば見るほど悪趣味なくらいにキンキラキンです(笑)。
とは言え僕のバイクの数少ない自慢の部分でした。
実は、キンキラキンだけが自慢ではなく、
この組み合わせで4万km以上走っても、チェーンもスプロケも全然傷まなかったんです。
両者ともノーマルに比べるとそれなりに値が張りましたが、いいものはメンテナンスしてやれば長持ちし、
安心して乗り続けられると身を持って実感しました。
「新しいバイク」も、いずれはキンキラキンにしてやるつもりですよ(笑)。
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後に「新しいバイク」こと「2号R」もチェーンとスプロケを交換し、キンキラキンになりました(笑)。
before | after |
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チェーンは以前同様RKですが、スプロケがサンスター製のため「いぶし金」色ですので、キンキラ度は低めですが(汗)。
でもやっぱりキレイやわ〜。