仮想緊急走行




赤色灯を点けてサイレン鳴らして走る車。
パトカーに救急車に消防車…。


赤信号だろうが反対車線だろうが車両進入禁止だろうがお構いなしに突っ込んでいってるさまに、
いつも思ってました。


あなたたちの運転、危なっかしいねん。




緊急走行中だからといっても100%道を譲ってもらえるとは限らないですやん。

たとえば、
最近の遮音性の高い車で音量上げて音楽聴いてたらサイレンなんて耳に入らないし、
緊急車両が青信号の横断歩道に差し掛かっても、渡っている小学生たちは何のことかわかならい様子でそのまま渡り続けて、
通りがかりの大人に注意されていたど。



一番厄介なのは、滅多に緊急走行しない消防車やがな。
大型の車でイキってアクセルベタ踏みで突っ走って急ハンドル切ってるし、もはや暴走やん。
なんか起こっても止まり切れへんど。

二次災害を起こしそうな走り方に、素人がハンドル握ってんのやろかと思うわ。




そりゃ素人と言われても仕方ないですよ。
仮免の教習車や、「練習車」の表示を掲げて新人トレーニング中の路線バスのように、
緊急走行の路上練習なんてできませんもん(笑)。いきなり実戦。


だからといって 暴走 素人消防車を放置するわけにはいかへんしな。


そこで出来ました。



(c) 朝日新聞


パパラパッパパー!(ファンファーレ) 緊走シミュレーター!


これなら安心して 暴走 緊急走行の練習が出来ますね。



横断歩行者を撥ね飛ばそうが対向車を踏みつぶそうが踏切に突っ込んで新幹線と衝突しようがノープロブレム!
練習でしっかり事故って、「本番」で実力発揮できるよう期待しますね♪



記事引用:朝日新聞兵庫(但馬・播磨・篠山)版 2025年1月24日付朝刊