地球上の月面走行
タイトルだけ見たら、えいまるの頭バグってると言われても仕方がないな orz
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地上を走行する車両に必要なものと言えば、車輪。
その車輪、道路を走る乗り物であれば、ゴム製のタイヤが主ですね。
見た目はあんまり進化してませんが、多分これが現時点においてもっとも理にかなったものなんでしょう。
(パンクしないタイヤって、いつ実用化されるんですかね?(→コラム「空気よりX字型」))
さて、これから紹介するタイヤは、コチラです。
(c)Impress
タイヤというより車輪ですが…まぁ細かいことはいいや、見た目は先ほど紹介したパンクしないタイヤに見えますが、
トレッド(地面に接する面のこと)も含めて、オール金属製。見るからに重たそう。
そして、置かれている場所に注目。
どう見ても砂地です。
そう、これが撮影されたのは鳥取砂丘です。ニホンが誇るプチ砂漠というべきか(笑)。
そしてこのタイヤは地球上を走るものではありません。
では、どこを走るのか。
ここで新聞記事を紹介しましょう。
(c)京都新聞
きたる月面探査のための探査車用のものだそうで。
月の重力は地球の6分の1ですし、そもそも大気がなく真空なので、
空気の入った普通のタイヤは使えないんですね。
そこでキャタピラを模したようなものを使う、と。
実地テストできればいいんですけど、コストがなぁ(笑)。
そこで、似たような地形の鳥取砂丘に白羽の矢が立った、と。
砂漠なんて何の役にも立たんと思ってましたが、意外な活用法があったんですね。
どうせなら、砂漠を走る車もこの月面探査用車輪を装着すれば、快適に移動できる…?
記事引用:京都新聞 2024年6月7日夕刊
画像引用:Car Watch https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1597545.html