忌々しいミステリーゾーン
だって、そう書いてあってんもん (´Д⊂
グスン
------
みんな大嫌い、渋滞。
その原因は
交通集中やったり、
交通事故やったり、
交通違反車と覆面パトカーやったり、
反対車線やったり(笑)(→コラム「原因は反対車線」)。
が、それらのいずれでもない原因で発生する渋滞がありまして。
典型的なポイントをご紹介しましょう。
滋賀県の湖西道路・仰木雄琴IC付近です。
午前中は北行き、福井方面が。午後は南行き、京都方面が、
この高架橋を先頭に、上下線ともぴたっと車が数珠つなぎ。
上記のような分かりやすい事象がないにもかかわらず、必ず渋滞…というか、停滞。
行楽地に向かう矢先に渋滞につかまり、家が近づいてきたタイミングで渋滞に捕まる。
最低です。
そんな車の列を尻目に、バイクが路肩をバンバン走っていきますが、
ここは自動車専用道やど、路肩通行禁止ー!!
では、なぜ何もないのに渋滞が起こるのでしょう。
いや、何もないわけじゃないんです。
これです↓
サグ。
ザク?
それはガンダムです ⊂( ・∀・) 彡☆)`Д´)パーン
大きく書いとこ。 サグ
ここまではずっとゆるい下り坂なのですが、ここからゆるい上り坂になるのです。
その部分をサグといいます。
要するに谷間です。
上り勾配は
(逆光で見づらくて堪忍)
車で走っていたら傾斜だと感じにくい ゆるい坂道です。
しっかりとした坂道ならアクセルを踏み込みますけど、
2%では上り坂になっていることに気づかず、アクセルはそのままで
速度がじりじりと落ちていく
↓
後続車は車間距離が縮むので速度を落とす
↓
その更に後続車はもっと速度を落とす
↓
その後ろでは停車、つまり渋滞発生
こうして車での楽しい行楽を地獄絵図に変えてしまい、バイクは路肩を走っていくのです(笑)。
なので、
とやたらめったら看板で注意喚起をしている…のですが、
看板なんか見てへんのんやろうなぁ、毎回大渋滞になります orz
この渋滞の先頭は峠でして、下り坂に入ると瞬時に解消。
さっきまでの渋滞はいったい何やったんやというほどハイスピード走行に変わります(笑)。
ダウンヒルは任せとけって、頭文字Dのハチロクか(苦笑)。
ある休日の夕方。
その湖西道路の渋滞にハマるのが嫌で、抜け道しようと地図を見ながら近くの県道を走ったら、大きく迂回して山の中に突っ込み、
イノシシでも出て来るんじゃないかと思うような林の中の薄暗い1車線路をひたすら走らされたことが orz
こんなんやったら渋滞にハマっとけばよかったと後悔した次第。
このサグの区間は、現在2車線なのを4車線化する工事していますので、完了したら渋滞はしなくなるはず…。
って、20年以上前に湖西道路を作ったときから4車線化を見越して用地を確保してあったのに、何ずっと放置してんねん (#゚Д゚)
別の場所でサグを撮った写真が見つかりましたのでご紹介。
ずっと下っているように見えますが、
キュッとくびれている部分がサグで、その先は実は上り坂なんです。錯覚ですね。
ここではサグのことを
だいぶん悠長です(笑)。ま、これは高松の屋島スカイウェイなのでサグをミステリーと呼んで楽しめますが、
幹線道路のミステリーゾーンはただの迷惑です (#゚Д゚)
道路作る前の測量時からそのへんを考慮しておきなさいね〜 (#^ω^)ビキビキ