次の時代に懸けた遺志
その遺志は、現実のものとなった。
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ハーレーが大好きだったんでしょうね。
そのカスタム界では、二ホンで名だたるバイク屋の大将だったらしいです。
その彼が見ていた未来はハーレーのEV化。
時代の流れにより、いずれ今のハーレーのスタイルをつなるだろうと先を見越し、想いを温めていた。
しかし、自身の手で夢を叶えることなく、43歳で病気により早世してしまう。
その遺志を継いだのが彼の妻。
ハーレーがハーレであるべく、彼が思い描いていた形を作り上げた。
EVには必要ないクラッチやチェンジペダルを操作を楽しむためあえて残し、
懸念の大きなバッテリーは、サイドBOXに模して収め、航続距離を伸ばした。
そして、カスタムバイクは見た目にこだわるため乗り心地や操作性を損ねることが少なくないが、
故人は「きちんと走ってきちんと止まる」乗り物としての基本を重視していたので、そこは大事にした、と。
ここで新聞記事を紹介しようかな。
(c) 朝日新聞
読んで思ったのは、その情熱の強さ。
ハーレーのアイデンティティはそのままにEVコンバートしている点。
その陰にはどれほどの苦労があったのだろうか。
記事にはありませんが、本場のハーレーの方も褒め称えたとのこと、それですべてが報われていますね。
これは「次の時代の」ハーレーになるに違いない。
記事引用:朝日新聞栃木版 2024年11月26日付朝刊
参考:チームハイフィールド様HP https://team-high-field.com/