玉置浩二じゃないよ(笑)




突然ですが、アルファベット一文字が書かれた道路標識がありますね。


  



後ろ2つは文字と違うって? はァ?(゚Д゚) どうみても文字でしょ。
決して道路の形ではありません アァ?( ´Д`)σ)Д`)ァゥァゥ



(無視)、こんなアルファベットもありますよ〜





サインはV!!(死語)


m9(゜д゜)っ ウソツケーィ!!

・:*:・d(*´∀`*)b うそです・:*:・




正式名称は「安全地帯」といいます。

ここで「『ワインレッドの心』を歌う」  ■━⊂( ・∀・)彡 ガッ☆`Д´)ノ




そろそろマジメにやるか〜 ♪〜(´ε` )


サインはV  安全地帯は必ずといっていいほど車道の中央(付近)にあります。



人が車道に立ち入るのはフツーに考えて危ないんですけど(→コラム「真ん中で安心するのはまだ早い」)、
道路と共存している乗り物のためにあります。



路面電車です。鉄道なのに道交法で規定されている「車両」の仲間なんですよ。
いろいろ紹介しましょうね。







(以上、京阪・びわ湖浜大津駅)



そして、この路面に敷かれた線路のことを「軌道敷」といいます。


(京福・山ノ内〜嵐電天神川停留場間)



(阪堺・住吉停留場付近)



(とさでん・はりまや橋停留場付近)



こういうスタイルですから、駅(停留場)も当然 車道上にあるので、
乗客は否応なしに道路を行き来することになります。


(とさでん・桟橋通四丁目停留場)



たいていはアプローチする横断歩道が併設されてますが、
面倒くさいのでタイミングを見計らって車道をパパッと横断(笑)。




(以上、阪堺・住吉停留場)




鉄道駅には法律上プラットホームが必須なんですが、岡山のは、





(以上、岡電・小橋停留場)



それすらも道路に苔みたいな緑色にペイントされているだけ
安全地帯の標識もなく、プラットホーム部分を囲んでいる黄色い枠が「安全地帯」の意味なんだそうです。


法的にはそれで構わんかもしれんけど、
現実問題、道路の真ん中に突っ立って電車を待ってる姿は ただの危ない人やで(笑)。




そんな路面電車は「車両」なので、道路の信号に従って運行しています(→コラム「黄色の矢印信号など色々」)。


交通社会で共存というだけあって、車も軌道敷を跨いで通行することもできます。




補助標識にあるように、ほとんどの場合、乗用車のみOKです。

重量のある大型車が走ったら軌道敷が傷むかもしれませんし、
バイクや自転車が走ったら、線路にタイヤを取られてコケますから orz




京都市内にも京福電鉄(嵐電)という鉄道が一部の区間で路面を走ります。


(京福・西大路三条停留場)



嵐電は運転(?)が荒いことで有名ですので、
軌道敷上で車でチンタラしてると電車がホーンを思い切り連打して突っ込んできて、
スキール音を響かせて急ブレーキをかけ乗客は前につんのめり、さらに追いホーンを食らわせます(笑)。



乗用車ごときが電車に勝てるはずがありません。ニュースで見たことありますよね。電車に喧嘩売った車の末路を。



嵐電のあの勢いの運転(?)はタマ取る気満々ですから、
雅な紫色や江ノ電カラーが視界やミラーに入ったら、直ちに、速やかに逃げましょう(笑)。





(とさでん・高知橋停留場)


しかし、こんなにデカデカと宣伝せんでも。
やっぱり玉置浩二 呼んでこよか?(笑)





(京阪・びわ湖浜大津駅)

二ホンで唯一の4両編成の路面電車のお通り。全長66m、長すぎるわ!