途切れた斜線の空白に




道路になされるペイントにはいろいろありますが、
どうも認知度の低そうなものを取り上げることにします。


早速ご覧ください。





さて、これは何でしょう?

四角の枠に斜線…ですが、真ん中が途切れて空白になっています。
こんなんあったっけ?


あ・り・ま・す・!



停止禁止、です。

この場所で停まってはいけません、です。そんなん、知りませんよね〜♪



ここで停まってしまうと何かしら不都合があるところに描かれます。


写真の場所、分かりにくいですけど、十字路なんですね。
信号待ちの車がここに停まってしまうと交差点をふさいでしまい、横から来た車が通れなくなるから、停止禁止の枠が描かれているわけです。




ですが、かえすがえすも認知度がとても低いようで、
この表示の上で堂々と信号待ちなどしている車、少なくないです。



なので、ただ 途切れ斜線枠(なんかよく分からない表現)だけを描くのではなく、
真ん中の空白部分に何かしら文字が書かれ、注意喚起しています。
むしろ何か書くために空白を作ってるというべきか…。



消防署や病院の前だと「緊急車出入口」とか、バスターミナルだと「バス出入口」とか。
それでも堂々と停車して、救急車やバスが出入りしにくそうにしてるのは度々見かけますが。






ちょっと分かりにくいですが、こちらのはズバリ「停止禁止」。
よっぽと認知されていないと見え、小さな看板まで立てられています(笑)。





しかも、表示が間違ってますやん。





もはや斜線が繋がってようが途切れてようがどっちでもよさそう。
どうせ誰も気づかないし(悲)。