ロイヤル・プレミアム・観光バス
旅行するのに利用する乗り物は種々ありますが、
大抵の乗り物にはグレードがあり、特に気になるのが最上級の座席。
飛行機だったらファーストクラスとか、
鉄道や船だったら特等(スイート/ロイヤル/プレミアム)とか。
それ相応の運賃と引き換えに、極上の空間とサービスが提供されます。
いつか乗ってみたい。しがないパンピーの僕にもチャンスあるかなぁ…。
が、気づきませんか。道路を走る旅行用の乗り物、観光バス。
その観光バスの座席に極上のグレードのものってあったやろうか。
僕の想像する観光バスって、背もたれが倒せるまぁまぁ座り心地のいいシートに、
個別のエアコン吹き出し、ドリンクホルダーとゲ○袋(失礼)。
ちょっとグレードが上がるとフットレストもあるよ〜…、
ですが、だいたいが4列シート+通路に補助席の窮屈仕様ですやん。
運悪く補助席なんかに座らされたら、座り心地が悪いうえに、
休憩ごとに否応なしに立たされて席もバタバタンと元に戻して通路を空けてやらなきゃならない…。
誰ですかね、もっと客乗せられるように通路にも席作ったらええやんと考えたやつは。
あんなペタンコ、座席言わへんねん。せっかくの旅行がただの罰ゲームや (#゚Д゚)
まぁ、夜行バスでグレードが上がると
個別3列シートにスマホ充電用コンセントや座席を囲うようにカーテンがあり、
ある程度のプライベートが保てるようになってます。差額ベッド代不要の病室(大部屋)程度ですけど orz
それも最高級グレードになると、バスなのに扉を閉められる完全個室で、
シートはほぼフルフラットにでき、ブランケットにアメニティ充実、Wi−Fi完備など、限られたスペースで贅を尽くすあたり、
快○clubのナイトパックより豪華かも(謎)。
そりゃ、観光バスにだって昔っからありますよ。
車内の後ろ半分をコの字型のボックス席にし、
ケバいデザインのシート(失言)にシャンデリアがきらびやかに輝くなかでお酒を飲みながら旅行を楽しむ…、
夜のお店をイメージしたラウンジバスってのが。
でも、そうじゃない。
観光バス旅行に必要なのはラウンジではなく、新幹線のグリーン車クラスのものがあればなぁ…と思うのです。
あるんですね。そういう仕様のバスが。
(c) 京都新聞
まさしくグリーン車ですやん。
この写真だけ見せたら新しいグリーン車の車内といって騙せますよ。
田園地帯のような外の景色を見せなければ(笑)。なぜこんな景色のところで撮影したのか詰問したい。
バスツアーのお値段も頃合いのようですし、2+1の3列シートなのも一人旅にも向いてますね。
通勤列車か難民船みたいな、乗れるだけ乗せてまえ!な観光バス(失言)だけでなく、
こういうちょっと優雅な時間を楽しむ観光バスがもっと増えますように…。
記事引用:京都新聞 2024年12月23日付夕刊