居住者共有車




京都市内では久々となる、大規模マンションが建てられます。
京都市の中心部では景観条例のため、でっかい建物や背の高い建物が建てられないんですね。




↑マンションをバックに京都タワーと京都駅ビルと大文字山を眺めるという無茶ぶり(笑)。
 






その中にありながらデカいマンションが建つ、と。

場所はJR丹波口駅のすぐそば。五条千本を上がったところです。
高さこそ景観条例いっぱいの9階建てですが、敷地が広いので戸数は271もあります。
デカいだけではなく、エントランス(入口)から流行りのゴージャス(豪華)な造りで、なんだか高級ホテルみたいです。




それにしても、都市部でホテルみたいなマンションに住むのは憧れなんですかねぇ。

現に、隣の大津市なんて2000年を過ぎてから風光明媚な(と言っていいのか)琵琶湖に面して
馬鹿でかくてホテルみたいな高層マンションがバカスカ建ちましたからね〜。
沿道から見たら壁ですよ、カベ



一方で京都市は観光地としてのネームバリューもあり、
不動産は外資系や富裕層に食い荒らされ、土地バブルまで起こって、結果、転出超過に。


なので、今回の大規模マンションは
ホテルみたいやけど、お値段も2LDKで4400万円〜と買いやすい(?)価格設定にするなど、
若い世代を引き込む起爆剤と目論んでるらしいです。浅はかですね(醒)。


僕が買うわけではないので、そんなことはどうでもいいんです。若くもないし orz




このマンションのチラシの細かい文字をつぶさに読んでいると、気になる部分がありました。





しかしながら、来客用と後述する理由のため、実際に居住者が停められるのは33台
それも月額2万円〜と強気です。



まぁ、JRの駅そば(鈍行しか停まらんけど)、
京都駅まで2.5km阪急四条大宮駅まで1.5km隣にスーパーとコンビニもあり、
小学校も近い恵まれた立地で車を持つとか厚かましいと言わんばかり。実際厚かましいと思いますが。




自転車置き場は428台(月額200円〜)も用意しているあたり、
日常生活は歩くかチャリンコ乗れやって感じがアリアリです。



ちなみにバイクも歓迎されてないようで、
用意されているのは18台(バイク13台、ミニバイク5台)、月額5500円と3500円(高)。
我が家のようなバイク一家は涙がちょちょ切れます(死語)。




ですけど、いくら都市部の生活と言えども車が必要というシーンはありますよね。
そこで、用意されたのは居住者専用のカーシェア!





誰が給油をするのかという問題を解決するためにEVにするのは分かります。
ですけど、それなら使いやすい国産車で良さそうなものを、わざわざ高級車のテスラなんて用意するあたり
住まいに駐車場を用意できない(しない)分、カーシェアだけでもセレブ感を出したいんやろうね。
そのテスラのために貴重な駐車スペースが1台使われてるってわけです。



チラシにはカーシェアの利用料金は書かれていませんでした。
このテスラ、いったいいくらで使えるんでしょう。

それと、「わ」ナンバーでないことを願っときますわ(笑)。