いつの間にか姿を消した装備品
モデルチェンジするごとにグレードアップをしている車の装備品。
それらを充実させることで、贅沢な空間を演出してくれますよね。
たとえば、カーナビ。
ナビとしての機能はもちろん、TVやオーディオにも変身しますし、
お手持ちのスマホとリンクさせることで自由度が上がりますやん(僕自身が詳しくないので、これ以上書けませんが(汗))。
シートにしても、革張りのソファのような仕立てで、ゆったりと体を包み込んでくれたり
(汗かきの僕には夏場の革張りシートほど不快なものはありませんが(滝汗))。
エアコンも座席ごとに温度や風量を調節できたり、イオン効果で除菌や安らぎを与えてくれたり
(僕の車のエアコンは前席のみですが(脂汗))。
便利といえば便利ですが、過剰といえば過剰ともとれる装備品たち。
一方で、いつの間にか、多くの車から姿を消した装備品があることにお気づきでしょうか。
僕は、それを指摘されるまで全く気付きませんでした。
正解はコチラ↓
そう、灰皿です。
以前は、どの車にも当たり前のように付いていたのに、今の乗用車には ほぼありません。
あ、紹介した写真は僕の仕事のトラックのものです。
ずいぶん前に、愛煙家の同僚が
新車を購入して最初に買い足したカー用品が灰皿だったと言っていたのを覚えています。
かつては、いたるところで紫煙が漂っていたものです。それが当たり前と思っていました。
映画で有名俳優がタバコを吸ってるシーンなんて絵になったものです。
今ではそういう光景、ほぼ見ませんよね。
たばこ税がもの凄く高いため、税収を潤す優良品で
「贈り物にたばこ」な〜んて言った時代もあったのが信じられないですわ。
それが、税収よりもタバコの煙を原因とする疾病による医療費のほうが高くつくからと
手のひらを返したようになり、喫煙者はどんどん隅っこに追いやられていく…。
家でもベランダか換気扇の下で…。
ヘビースモーカーの同僚でも、自分の車では吸わない、
吸ってもIQOS(アイコス;煙の出ない加熱式タバコの商品名)だけって方も少なくないです。
車内にニオイやヤニがこびりつくのが嫌なのでしょう。
そういや、オフ会等でタバコを吸っている人をほとんど見かけませんが、偶然ではないですよね?
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話を車に戻しましょう。
車から灰皿はなくなりましたが、シガーソケットは健在ですね。
ただ、タバコに火をつけるための、ソケットに差し込む電熱式のシガープラグもなくなり、
今やシガーソケットはDC12Vの電力取り出し装置になり果てています。
ホンダのダンクやスズキのアドレスなど、一部のバイクにもシガーソケットが標準装備されていますが、
ほぼスマホの充電用ですね(笑)。
カー用品店でシガーソケットアクセサリを見てると、
スマホ充電用にUSB給電端子に変換するプラグや、
AC100Vに変換して100W程度の小型家電を使えるようにするインバータなどが充実しています。
僕、かなり前から両方とも持ってます。特にインバータは便利ですね〜。
車内でノートパソコンやミニ冷蔵庫や炊飯器でご飯の保温も出来ますし(笑)。
こうなってくると、車専用の規格であるシガーソケットにこだわる必要ないんじゃないのかな?
いつの日か、車内電源もコンセントとUSB給電端子に置き換わってしまう日が来るのかも…?