しまなみ海道のボート係




今のように、本土と目の前の島や、近くの島と島を結ぶ橋が架かっていなかった時代。

それらを行き交うのにもっぱら使っていたのは、いわずもがな、
それも、漁港で暇してる、木の葉のように小さな漁船
ちょっとそこまで行くのに、近所のオッチャンの車に便乗するような感覚で(笑)。


これでは島に渡れても、島内を移動するには歩くしかなく、距離が長いとちょっと困ります。

そこで活躍したのが



(c) 朝日新聞


モーターボートの後部に載っているのは…バイク


どうやら営業車ならぬ「営業ボート」(?)を持っていて、
それにバイクを載せて島へと渡り、バイクで島内を回っている企業があったんですって。




(c) 朝日新聞

自転車よりも速いですし、2ケツもできますしねぇ。



揃ってノーヘルなのが時代を感じさせますね。
ビシーッとキメたヘアスタイルが乱れますぜ(笑)。



これは、後に本州と四国の間の飛び石のような島々に架橋され、
本州と四国を一本の道路で繋ぐしまなみ海道と呼ばれるようになります。



それにしても、「ボート係」って(笑)。



記事引用:朝日新聞 2025年1月24日付夕刊