誤りだらけの路面標示




さて、道路にはさまざま表示がペイントされていますよね。
たとえば横断歩道であったり、停止線であったり、Uターン禁止であったり…。
多くは白色もしくはオレンジ色で描かれていて、その表示に従って通行するわけですが、
それには法的な根拠があります。




それにしても、アスファルト舗装は、ただのノッペリとしたねずみ色の道ではなく、
かつてなら雨が降るたびに巨大水たまりになっていた道路が、
少々の降水なら地面に吸収され、乾燥路面と遜色ないような水はけのよい舗装ができたり、
ガラス片を混ぜることでライトの光を反射し、夜間の道路を見やすくしたり…などの進化を遂げていますやん。



なのに、あの白線はなんですか。雨が降ったらいまだにスリップしますやん。

濡れた横断歩道の白線をバイクで跨ぐとき、頻繁にリアタイヤがスリップしてるんですけど orz
特に引き立ての白線なんて、濡れてなくても滑りそうで、バイク乗りをやって長いのに、いまだに苦手ですわ。

早いところ白線も進化してもらいたいですよ。




そんな白線で引かれた路面標示がエラい目に遭ってます。







前に、大津市のJR大津京駅前の標識が
公安委員会の承認を得てなくて無効だったというコラムを書きました(→コラム「ノー・コンテスト標識」)が、
兵庫県警のはマヌケを通り越してますよ。
公安委員会もやることが雑ですやん。



白線も引いたら即効力が発生するわけではなく、
ちゃんと承認を得ないとただの落書きになる、と(笑)。(→コラム「ハンドメイド停止線」)




それにしても、コレ、だれが責任を取るんでしょうね。

「責任は私にあります!」と度々言うけど責任は決して取らず、
最後は、歴代最長を達成した瞬間に雲隠れした どっかの島国の前宰相みたいにウヤムヤにされそう…。


ゴールド免許をダイナシにされた2人は、公安と県警にこってりと白線を引いておやり(笑)。



記事引用:京都新聞 2020年9月18日付朝刊