YとAの優遇策
僕、行き交う車のナンバーを見るのが好きです。、
どこの地域の方なのかな〜とか、どういう希望ナンバーつけてるのかな〜とかね。
そんななかで、こんなナンバーがありまして。
ひらがなが書いてあるところがアルファベットのナンバー。
分類番号にアルファベットが紛れ込んで3桁の数字が謎の文字列になってるのは
希望ナンバーの人気のある数字でチョイチョイ見かけます(→コラム「同じナンバーだらけ」)けど、
ひらがな部分がアルファベットは見たことある方は少ないと思います。
むしろ、存在しない地域のほうが断然多いんんでね。
これ、僕たち一般人は取得できない文字列です。
ひらがなアルファベットの車(意味不明)が目につくのは沖縄かな。
なぜなら、在日米軍の軍属の私有車につけられるからですよ。
「Y」は登録車、「A」は軽四とバイクにつけられます。
米軍基地のある地域にしか存在しませんので、基地大国の沖縄で目につく、と。
ちなみに京都にもあります。府最北端の経ヶ岬の近所にちっちゃい米軍基地作っちゃいましたからね。
おれ、アメリカに帰化して米軍に入って二ホンに囲まれた「外国」に行く気はないから、生涯取得できひんな(笑)。
ま、ただアルファベットで区別しているだけなら取り上げなかったと思います。
僕がわざわざコラムにしたのは、自動車税/軽自動車税がおかしなことになっているからです。
自動車税/軽自動車税 | Y&A | 現行税額 |
軽自動車(四輪以上のもの) | 3000円 | 10800円 |
小型乗用車(2000cc未満) | 7500円 | 25000〜36000円 |
普通乗用車(4500cc未満) | 19000円 | 43500〜75500円 |
普通乗用車(4500cc超) | 22000円 | 87000〜110000円 |
バイク | 1000円 | 3600〜6000円 |
原付 | 500円 | 2000〜2400円 |
ナニコレ激安ー!!!
ちなみに、重量税も安いー!!!
重量税 |
Y&A | 現行税額 |
軽自動車(乗用車) | 2900円/2年 |
3300円/年 |
登録車(乗用車) | 2100円/0.5t/年 | 4100円/0.5t/年 |
バイク(250cc未満) | 2100円(新車登録時のみ) | 4900円(新車登録時のみ) |
バイク(250cc超) | 1700円/2年 | 1900円/年 |
この根拠は日米地位協定。
自動車税は2つの意味合いがあり、
財産税にかかる部分は免除。 道路損傷負担金は負担してもらう…というのです。
ちょっと何言ってるのかわからない(笑)。
車の維持についてもちょっと怪しいことになっているようで、
リークいただきました。
(隠し文字にしてあります)
------ ここから ------
車検としては一般人でもできる
@「陸運局でのユーザー車検」
A「外部の日本の認証工場・指定工場で車検」
以外に
B「(認証工場・指定工場ではない)基地内の整備工場に持ち込み整備、その上で陸運局へ持ち込み。」
という手段があります。ただし、Bの場合「陸運局での検査は不要」というのが…。
一応基地内の工場での整備は「日本の法制度に準じている」との事ですが、
実際はその基地の司令官や整備工場の担当次第かと。
一時は任意保険の加入が怪しい輩もけっこういましたね…。
(提供文章。原文ママ)
------ ここまで ------
Bってザルですやん(汗)。
二ホンは戦後80年経とうする今になっても、
交通社会でも格差を見せつけられている、と。
とはいえ、YやAの所有者は与えられた権利を行使しているだけなので、
米軍関係者そのものが偏見の対象ではないんですよ。
憎いのは為政者と、いつまでも「地位」に甘んじている一部のどうしようもない人たちやがな。
世界の頂点に立ったと勘違いしているあんな次期大統領も、ババ抜きでババ引いたらええねん(八つ当たり)。
参考:行政書士 比嘉繁光事務所さま 「Yナンバーの手続き」の項
https://higa-d.jp/carlight_car.html#ynumbox