屋根の上で仁王立ち
【問題】
以下の5枚の写真には、ある共通するものが隠れています。
それは何でしょう。
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【答え】
市街地の古い京町家をよくみると、屋根瓦になにかいます。
高さ20cmくらいの像。
立派な髭を生やした仁王立ちで見下ろし、家に入ろうとする人や行き交う人に にらみを利かしているような。
なんか怖いんですけど。
これだけは、恵比寿さんみたい。
土偶ではありません。
鍾馗(しょうき)といいます。
なににでも「さん」付けする京都ですので、親しみをこめて「鍾馗さん」と呼ばれます。
魔除けや厄除けの神様なんですって。
鍾馗さんの表情やポーズは様々ですし、あちこちの家の屋根におられますので、
斜め上に目をやりながら歩くのも楽しそうです。
鍾馗さんを据えるようになったの来には、詳しく解説しているプロがおられますので、そっちにお任せします(笑)。
参考:
浅田製瓦工場さま
鍾馗とは
https://www.kyogawara.com/about/shoki.php