半径2kmのゲタ



車が生活の足となっている地域にお住まいであれば、家に車が何台もとめられるのは当たり前だと思います。

マンションなど集合住宅にお住まいであったとしても、少なくとも各戸に1台分の駐車スペースが割り当てられていると思います。


ところが、大都市圏の住宅密集地ともなると、
自宅に駐車場が無かったり、あっても1台しかとめられずセカンドカーの置き場所が…なんてことがザラなんです。



そこで駐車場を借りる、と。
我が家も軽自動車がとめられるスペースがありますが、そこをバイクと自転車が占拠していますので、
近所に駐車場を借りています。



これが高いんですよ。何が、って…お値段が。
月ぎめ駐車場の相場は、京都市の郊外で1万円/月くらい。
中心部だと2〜3万円/月
(!!)なんて普通です。

そこまでして車が欲しいんかって話になりますが、やっぱ便利なんですよね〜車があると。



今は亡きモビリオ(ホンダ)にかかった全てのお金(車両代+維持費+諸経費)を合算して、乗っていた11年で割ると、
年間40万円ほど費やしていたことが分かり、ゾッとした覚えがあります。

それだけに、車に乗る頻度が少ないなら、カーシェアリングやタクシーを使ったほうがよっぽど経済的なのは明白です。


でも、「いつでも乗りたい時に乗れる」マイカーの存在に対して払っているんや
割り切ることにしています。年収に占める車の割合が大きいので、フトコロが痛いのが本音やけど。



さて、本題はここからです。



都市部における駐車場不足問題は深刻(らしい)。
だからといって駐車場の場所はどこでもいいわけではなく、法律で決められていまして。

自宅から半径2km以内に定めるようになっています。
かつては半径500mだったことを考えるとその深刻さがよくわかりますわ。(→コラム「♪保管場所はどこですか〜♪」)


まぁ、僕なんかは駐車場まで歩いて2分の距離ですので問題ないですが、遠くに駐車場がある方はそうはいきません。


で、こうなるわけです。







駐車場まで原チャで行く。

左側の半分だけ見えている黒い原チャは、確実に自宅←→駐車場間の足です。車があるときは停まってませんから。

そこまでして車が欲しいんかと繰り返し書いてしまいたくなります。



ちなみに右側の赤いJOGはいつも停まっていますので、
家に原チャすら停めるスペースが無く、自分の車の駐車スペースの後ろを無断占有している模様。

これはエエのんやろうか…。