日本の宝です。
昨年(2018年)、ホンダのスーパーカブが60周年&シリーズ累計生産1億台に到達しました。
ただただ、スゴいの一言に尽きます。
それを祝しまして、某所でカブのちょっとした展示会が開催されました。
コチラに並んでいます3台のカブ。
手前から、
1963(昭和38)年式のC105(型式名。以下同)、
1971(昭和46)年式のC50、
1977(昭和52)年式のC50…です。
どれもこれも年代物の貴重なカブたち。
3台ともナンバーが登録してあり、モチロン自走可能です。
C50は原付免許で乗れる50cc(原付1種)ですが、
C105は、当時 販売されていた50cc仕様・「C100」の兄貴分に当たり、
排気量55ccの原付2種仕様でして、2人乗りが出来ます。
「Cub55」のゴールドに輝くエンブレムが泣かせるじゃないですか。
まぁ、たった5cc増やしただけですので、2ケツの走りは想像に難くないですが(笑)。
↓1963(昭和38)年式 C105
↓1971(昭和46)年式 C50
↓1977(昭和52)年式 C50
3台ともスピードメーターの上限が盛ってあるのは、今となってはご愛嬌ですね(笑)。
1963(昭和38)年式と1971(昭和46)年式は、
ODOメーターが1万kmで1周してしまうなど、カブの耐久性を見くびってますやん(笑)。
それはともかく、ナマで初代のカブ(C105)を見るのは初めてです。
色も塗り替えてなく、発売当時のまま。こんなに程度のいいものが現存してるなんて!
カブはその形に商標があるくらい (→コラム「遠く及ばなかったヤマハとスズキの類似品」) ですので、
どの年代のモデルも、誰が見ても「カブ」です。
この展示会には多数のカブ乗りが訪れ盛況だったそうです。
これからも、日本の宝が世界中で愛され続けますように。