大人の象徴




物欲


かつて個人的に好景気で羽振りの良かった時代、物欲はとどまることを知りませんでした。
何でもかんでも欲しいものはすぐに買う…ではなく、若かりし頃の極貧生活の名残から、
購入までには十分に検討を重ねるので、時間がかかったものですが。


非常にハマったのは、カンタベリーのラガーシャツと、腕時計(→コラム「ライダー専用腕時計」)。
両方ともそこそこ値が張りますので、身に着けてるだけで気分が高まったものです。


まぁ、値の張るものは買うのにも思い切りが要りますが、
高価な分、良い素材を使っていますので長持ちするんですよね。




さて、大人の物欲ではなく、子どもの物欲って何なのでしょう。

大人になったらこんなものが欲しい…つまり、大人を感じさせるアイテムとはいったい何なのか。

そんなアンケートが幼児や小学生を対象に行われました。

その結果は、こんな風になりました。









なんと、男女とも1位は


僕が子どもだった時分、運転免許を取るのに使おうと、お年玉をセッセと貯金したのを思い出します。



同級生で一番早く自分の車を手に入れたのは、
高卒で就職して19歳で中古のセドリックを買った奴と、
同じく19歳でホテルの宴会場でのバイトで稼ぎまくって新車のセリカを買った奴だったか…。

どちらにしても、子どもからすれば車を所有することは大人としてのステータスでもあるんですね。



ちなみに、僕の記憶が確かなら、
なんだかんだでお年玉はあまり使わず毎年貯蓄に励み、20万円くらい貯めました。

でも大学に入って車ではなく、19歳のときにバイクの免許とバイク代の一部として消えたはずです(笑)。




記事引用:京都新聞 2020年5月1日付朝刊