バスのお尻に注目ッ!




バイクや車で気持ちよく走ってるときに限って、前方でそれを妨害してくれる乗り物…。
何を思い浮かべます?



僕なら、真っ先にバスかな。



観光バスやマイクロバス、コントラバス(楽器)、ブラックバス(魚)など、様々なバスがありますが、
殊に、京都市内は路線バスが生活や観光の足として定着しているため
路線数や本数が恐ろしく多いんですよね〜。



しかも主要な幹線道路以外は片側1車線や一方通行はザラですので、
そういう道で自分の前をバスがのろのろ走ってたり、バス停に長く停まったりしてると、イライライライライライラ…(#゚Д゚)y-~~



バイクでなら ピッタリ後ろについたり、道路の端っことバスとの狭い隙間から強引にすり抜けたり、
反対車線に出て追い抜いたりしてませんか?




職業ドライバーとしての僕も、現場で不意にバイクの強引な追い越しを受けるとドキッと肝を冷やします。
思わずブレーキを強く踏んでカックンとなってしまうことも。
気持ちは分かるけど、お願いやから、追い越すなら余裕のあるところでやってよね。




某社で路線バスの運転手をしていた同僚によると、
営業運行中は乗客の命が最優先なので、
車内事故
(立ってる乗客の転倒など)防止のため急ブレーキを踏むことはほぼ無いと言ってました。


車内で立ってるおばあちゃんがポテンとコケただけでも人身事故になってしまうから、
運転はすごく気を遣う、と。

だから降りるバス停に着く前に座席から立ち上がらないでくれ、慌てなくて大丈夫やし、とも。

免許よりも自分の首のほうが大事みたいやね、やっぱり。生活かかってるし。




以上をまとめると、
バス周辺で横着してるバイクや車がいても、バスは回避行動は取らない、と。



自分の命が惜しいなら、バスとは喧嘩しないことですね(・∀・)

まぁ、それでもセッカチな二輪乗りはいるので、それを逆手に取った作戦を繰り出してきました。








コチラ、「京都バス」の後部。
ちなみに目的地は京都市立の小学生が林間学校で必ず行くアソコです(笑)。
激坂にスーパーヘアピンカーブ連続の超難所、R477の花背峠なんぞを越えた先にあるんやから、
車内の小学生達は峠道でリバースしまくってるんやろうなぁ (;´Д`)ゲロゲロ



ま、気の毒な小学生は横に置いといて。
そのバスのバンパーにご注目。













僕達の行動を見透かされてます(笑)。

このバンパーの位置、ピッタリと後ろについた二輪車からの視線にうまく入るんですよね。
これを考えた人は、バイク乗りでしょうね、きっと。


他にも、標語をつけてる京都バスが走ってますので、その後ろについたらイライラせず

冷静な走りを実践して下さいな。



余談ですけど、フルサイズの路線バスで花背峠をスイスイと走る腕前は、素直に感嘆のため息が出ますわ…。


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それはそうと、京都市バスでもアピールを始めましたよ。






東京でも同様のバスを見かけたと今優さん(奈良県在住・CD125Tなど多数)より写真提供を受けました。
「東急バス」で目黒駅前にて撮影したとのこと。ありがとうございます。






僕もたまにバスに乗りますけど、あの運転技術には、同じ職業ドライバーとして頭が下がりますよ。