カブヌシ総会
2年前にコラムにしたため、いつの日か…!と思っていたイベント。
行ってきましたよ〜。京都市の大宮七条にある「梅小路公園」で行われた、
「第6回 カフェカブパーティin京都」。
スーパーカブやカブ系のバイクのオーナたちが一同に会し、自慢のカブを展示。
カブ乗りたちの親交を深めるイベントです。
このイベントで最も「凄い」と感心したのは、
…いや、それは最後に記すことにして、まずは当日を振り返ってみましょう。
2009(平成21)年6月14日、日曜日。
カブ乗りでもない僕が行った目的は、HPの常連さんたちと顔を合わしたかったのと、
数日前に発表になった、フルモデルチェンジしたスーパーカブ90の後継車種、 スーパーカブ110の展示を見たかったからです(笑)→ 全体に角が取れ、今までに無いカラーリングで「若返った」ようですね。 でも、エンジンがなぁ…。 |
今日のイベントはカブ系バイクを所持しない僕には直接係わりがないですし、
部外者らしく バイク以外のメディアで…と、クロスバイク(自転車)で参上しました。
自転車は、燃費のいいカブよりエコノミーかつエコロジーな乗り物ですが、
乗ってるヤツの実燃費が極悪ですので、参加者中、最も不経済だったはず(笑)。
食の細いおいてけさんが半分も食べ残した、値段の割にボリュームがすごいお弁当を横取りして食ってましたからね、僕(笑)。
開場は10時からということで、余裕こいて朝9時から放映の「ドラゴンボール改」を見てから家を出ました(笑)。
梅小路公園に着いたのは10時15分ごろ。
↓ そこには既に100台を越えるカブが整然と並べられていまして。
が、表通りの七条通に目を向けると、入場待ちのカブの長蛇の列が…。100mは越えていますわ。
エントリーより会場に入るだけでも一仕事ですやん。
あまりの台数に開場時間を30分早めたとのことですが、エントリーが全然追いついていません(笑)。
↑七条通に並ぶ参加者たち。
写真の右が列の先頭で、左端が最後尾。(画像処理の関係上写真の一部が欠けてしまい、ムリヤリ合成しています。)
最初に発見したのはmomoさん。
あれ?午前中は学業により参加できないはずやったんと違うの?
すると、そっちは放棄してカフェカブに来てしまったとのこと。
その二者択一はキケンなニオイが(笑)。
でも、そのおかげか、Dream125は 自分ただ1台だけだったと喜んでいました。
今優さんは、朝5時に奈良の家を出て、7時に到着で会場に一番乗りだったそうです。
だけど、入場開始時に抜かされて、バイクにつけられたナンバーカードは20番台に(笑)。
おまけに諸事情により徹夜。冒険してますね〜。
おいてけさんは、自慢の「おいてけぼり」ステッカーをカブの前後に貼り、
ステッカーをアイロンプリントした半袖パーカーを着て登場。
名古屋在住なのに、マメに京都入りしていて、2週後にも再入洛の予定とか。
この調子やと京都に移住してくるのも時間の問題やね(笑)。
ずいぶん遅れてSHIFTさんがやって来ました。
彼はバイク屋にマイバイクであるCB400SBを人質ならぬ「バイク質」されていて、徒歩で来られました。
そして、カブの大群に心を奪われ、事あるごとに「カブが欲しい」とつぶやいていました(笑)。
あと、HP上では初登場の、僕のHPを見てくださっているまつりさん(solo)とご一緒させていただきました。
ノーマルそうに見えますが、そつなくモンキーのマフラーがついていたり、
トリップメーター代わりに自転車のメーターも取り付けてあるのが笑えました。
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続々とカブが入場してきます。それを眺めているだけで楽しい。
入場待ちさせられてる彼らは、前後の名も知らぬカブ乗りたちと楽しそうに喋りつつ、
内心はきっと「いつまで並ばせるんや、エエ加減にせェや(-_-x)」だったでしょうけど。
9時半にエントリー開始で、
1台1台の記念写真を撮り、各自がエントリーシートに記入し、整列。
最後のカブが会場入りしエントリーしたのが、
僕らがお弁当の買い出しに行って戻ってきた13時過ぎでしたからね。
かわいそうに、その間飲まず食わずやったんやろねぇ(同情)。
参加台数は、昨年の実績の倍近い、482台だったそうです。
そりゃ、七条通がカブの洪水にもなるわな(笑)。
そりゃ、七条通を行く人に「今日は何があるんですか?」とも尋ねられるわな(笑)。
そりゃ、参加車両に掲示するナンバーカードや、参加者の服に貼り付けるゼッケンを切らして、
ガムテープに番号を書いて貼ってるわなぁ(笑)。
梅雨のさ中だけあって、蒸し暑かった。
最高気温は29℃(確か)だったそうですが、直射日光の下は夏そのもので、数少ない日陰が大人気でしたよ(笑)。
僕らは日陰の地面にベッタリ座りこんでイベントを眺めていましたが、
参加者の旺盛な好奇心の前には、日差しなど何のそので、
他の方の個性的なカスタムをつぶさに観察したり、写真に収めたり。元気ですわ。
日陰大好きな僕ですら浅黒く日焼け。次回は顔のUVケアと長袖のシャツは必携やね。
参加されたカブの自己紹介などを並べてみました↓
↑コテコテに改造したカブの中で、 ノーマルを装っていた数少ない一台 |
↑「まぁ見て!!」とアピールして いますが、ここには載せない(笑) |
↑「うなぎパイ」を忘れず 持ってき給え |
↑萌え萌えバイクに 不謹慎ネタの、謎コラボレーション |
↑初代カブF型…の エンジンだけですか! |
↑「最大積載量 犬一頭」と書いてありました。 こういう けん引はOKなんですね? |
↑エントリー1番乗りは、このカブでした |
予想以上の参加台数に、運営さんの奮闘振りが見えましたね。
僕もささやかながらオフ会を主催する身ですので、お揃の赤のTシャツを着た彼らの頑張りは分かっているつもりでした。
参加費を取っていませんし、有志の主催で行われているのが、最も驚きでした。正直言って信じられません。
これだけのこと、純粋に「好き」でなければ成し得ないですもん。
僕のオフ会と比較したら、僕が恥をかきますわ…。
あれ?BGMが止まったやん。それに、さっきから行われていた、参加者のカブの紹介アナウンスもなくなってる…?
会場から賑やかさが消えました。
しばらくすると、発電機を載せた台車を押して会場をあとにする赤シャツが1名。
発電機がガス欠かい!(笑)
予備のガソリンを用意してなかったらしく、補給しに行った模様…(-_-;)
↑写真左端の、3畳くらいのちいさなメインステージでは、ホンダの人によるカブ110の紹介があったり、
参加者の投票による、各部門賞の発表があったり。
おいてけさん曰く、イベントを楽しむというより、
どっちかというと、全国にいるカブ仲間と再会したり、つもりに積もったおしゃべりに忙しかったとのこと。
↑これ、見てくださいよ。ここはタイかベトナムですか?(笑)
人気投票の第1位のカブは、全面的にメタリックピンク色塗装でして、オーナーは ギャル 女性でした。
思うに、「女」という理由だけで選ばれたのでは ないのかと。
だって、会場の98%くらいを野郎が占めていたんですから(笑)。
そのカブに貼ってあったステッカー。
マフラーなどのパーツメーカー「ヨシムラ」の書体で
カブヌシ
確かにそうや。妙に納得してしまった。
と、言うことは、カフェカブはさしずめ「カブヌシ総会」?
じゃあ、「稟議」は各車の評価ということにして、
……「総会屋」は類似品のY社製のメイトや S社製のバーディの乱入ってところですかね?(笑)
そんなこんなで、「第6回カフェカブパーティin京都」は15時過ぎに無事終了しました。
← バイクが480台も進入している 無法地帯です(笑) |
帰りがけのカブたちをSHIFTさんと共に 七条大宮の交差点で待ち伏せ。 続々と通過するカブたちを写真に収めました。 東南アジアのように、道路をバイクで埋め尽くす勢いの、 カブの波状攻撃を見たかったんやけどなぁ〜。 |
この手のイベントは、僕の中では、どっちかというと特定の車種にありがちな「マニアの集まり」の感覚があり、
内々に苦手意識があって距離を置いていました。
ですが、今回行ってみて、決してそういう性質のものではなく、
単に「カブが好きな人たちの集まり」なのやなぁと考えを新たにしました。
面白かったです。
目下の問題は、これ以上台数が増えると、京都市内でマトモに集合できる広い場所が無いことですね(笑)。
最後に、カフェカブでお会いした方々の紹介。 左から ・おいてけさん(スーパーカブ90) ・SHIFTさん(徒歩) ・今優さん(スーパーカブ50) ・momoさん(Dream125) ・まつりさん(solo) ・えいまるの自転車(キャノンデール) |
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次回も梅小路公園で行われるなら、また自転車で行って、あそこから写真を撮りますわ。
あの場所は盲点やったわ…。