車窓から見下ろした600台




毎年6月になると、京都駅の西にある梅小路公園で開催される、スーパーカブのための祭典
「カフェカブ」が今年も盛大に開催されました。

参加台数は全国各地から集まった595台(ホンダ公式ツイッターより)。




遠方から何日もかけて自走で来たり、トランポに積んで会場入りしたりの気合の入りようですよ。
そして主役のバイクは新旧はもとより、カスタム(改造)されたものが多くを占め、
元の形が分からないほどの「カブだったバイク」も(笑)。



それらを見て回りながら、カブって実に自由度の高いバイクなんやなぁと、
およそバイク乗りとは思えないほどの素人まるだしの感想を漏らしてしまいました(笑)。
形を変えてしまうほどのカスタムは門外漢なんで…失礼。




もうギッシリとカブが並び、ドミノ倒ししたら面白い…いえ、独り言です(・ω・;A)アセアセ…
台数は過去最高なんじゃないのかなぁ。それには理由がありまして。




会場には、リトルカブの今優さん(奈良県橿原市)と、Dream125のmomoさん(三重県伊賀市)がいました。
2人ともいつものように早朝…というより夜が明けぬ未明から会場入りし、
1桁の通し番号をゲットしたツワモノです。
その熱意を他のところにも使えれば人生がより豊かで充実すると思うど(説教)。



momoさんのバイクはノーマルのままでしたが、今優さんのバイクは巨額の投資をし、
自宅からネタを仕込んできていて、違う意味でNo.1を狙おうとしていました。
どういった点でナンバー1だったかについては、敢えて言及しませんが ε-(;-ω-`A)




全国各地から来られているということで、原付のご当地ナンバーをつけた方もおられ、
僕の興味はどっちかと言うとそちらのほうに傾いていました。


撮ったものを全部晒しちゃおう(笑)。

 








これは何でしょう(「商品」って一体…)。
もしかしたら、赤い斜線が入っている「仮ナンバー」みたいなものなんですかね。


1枚だけ会場外で撮ったものがありますが、まあいいでしょう(笑)。
それと、ポートタワーがモチーフになっている神戸ナンバーを撮るのを忘れてました(謝)。


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参加台数が過去最高になった理由は、
梅小路公園のそばを通るJR山陰本線の新駅がカフェカブ会場のある場所に出来る(予定)から、
この場所での開催が今回が最後になるのではないか…のウワサが立ったからだと思います。



京都市内でこれだけのバイクを置かせてくれる(だろう)場所は他にありませんので、
次回以降の開催はどうなるんでしょうね〜。新駅が出来なかったらいいんですけどね〜(問題発言)。

京都御苑という巨大な広場はありますが、環境省がOKを出すとはとても思えへんし…。それとも西京極陸上競技場を借りきろうか(笑)。




だったら、兼ねてから考えていた、「あれ」を実行しよう…!


僕は会場を飛び出し、京都駅までバイクを走らせました。
駅近くの駐輪場にバイクを停め、急いでJR山陰線ホームへ!

何をしたいのかって?



会場のそばを通るJR山陰線の列車の車窓から見下ろしたカフェカブ会場を撮影したかったんですよ。



京都駅を出発した亀岡行きの列車は、すぐに梅小路公園の際(きわ)に差し掛かります。
幅の広い公園の最後にカフェカブ会場があります。






JRは高架になっているので、会場が一望できる瞬間があるんです。
約600台のカブが並ぶ様にゾクゾクしますよ。

車窓を眺めていた乗客も「なんやアレは?」って視線を投げかける中、僕は夢中でデジカメのシャッターを切り続けました。




そうして撮れたのがコレ。
本当は会場周辺を取り巻くオブジェの陰にもたくさんのカブが置かれてるので、すべてのカブが写っているわけではなく
僕としては物足りんのんですけどね。



【以下の2枚の写真をクリック/タップすると、新しいタブ/ウィンドウで原寸大(1800x1350ピクセル)を表示します】


≪京都→丹波口の列車から撮った写真≫





≪丹波口→京都の列車から撮った写真≫



これらの写真の左側にもカブが並んでいましたし、右端にはステージがあり、関係者のトークショーなどが行われました。


次の駅、丹波口駅で列車を降り、改札を抜け、またすぐに切符を買い、改札をくぐり、
反対方向の列車に乗って京都駅に戻りました(笑)

入場券なんかでイカサマはしてへんで〜。写真を撮るためだけに往復280円払ってんで〜(散財)。


そして、京都駅に戻り、バイクにのって、再び会場に帰ってきました。




後から考えたら、バイクで京都駅へ行くよりも、
会場から歩いて丹波口駅へ行ったほうが近くて早く行けた
ことに気付き、
なんと無駄なことをしてしまったんやと頭を抱えましたわ(笑)。



京都でのカフェカブは、ここまで11回、途切れることなく開催されてますので、
どうかこれからもカブ乗りの祭典が京都の地で続きますように…。