着せ替えグルマ
ドラえもんの道具で「きせかえカメラ」というものがあります。
好きなデザインの服の絵や写真をカメラにセットし、被写体に向けてシャッターを切ると、
被写体にその服を着せられる…というもの。
当然のようにのび太はそれを悪用し、ジャイアンとスネ夫にフリルスカートのワンピースを着せて遊んで
エラい目に遭うわけですが(笑)。
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かつて、ホンダの車・フリードの新車が欲しくなったときのこと。
外装と内装のカラーリングを選ぶことが出来、どの組み合わせがいいかな〜と迷っていました。
ところが、その組み合わせの種類は限られ、僕の気に入った組み合わせは設定がなく、
ホンダのお客様センターと電話で喧嘩腰のやりとりをした挙句、結局買わなかった経緯がありました。
そんなことがあったので、
乗り物かって、きせかえカメラのように、その日の気分で色々なカラーリングに替えるなんてことが出来たら楽しいやろうなぁ。
…と思っていたら、ありました。
その車はダイハツ・コペン。軽のスポーツクーペです。
20秒で開閉する電動ハードトップのルーフ(屋根)を持つ、凝った作りの小洒落た車。
しかも一台一台職人による手作りというこだわり様。
車にあまり興味を示さない僕が、初代の販売当初から目をつけている一台です。
2014(平成26)年から販売している2代目はボディ外板が樹脂製となっていまして、
ボンネット、トランク、バンパー、フェンダー、ロッカー、フューエルリッドと
ヘッドランプ・リアコンビランプが着せ替え出来るようになっているんです。
外装のほとんど全部やないか。
ええなぁ〜。僕の「2号R」はフルカウルのバイクですし、同じようなことをしようと思えば可能ですけど、
それがメーカーの純正で用意されてるのが羨ましい。
この手の車にしては売れ行きが上々で、年間販売台数が1万台を越えてるそうです。
僕同様に羨ましくなった方は、ぜひコペン専用サイトへ(→
http://copen.jp
)。
下のような美しい写真を見ながら、僕と一緒に指をくわえましょう(笑)。
僕の場合、この車体では体が収まらない気がするのが目下の悩み。
きせかえカメラだけではなく、乗り込むために「スモールライト」も必要やな orz
参考資料:毎日新聞 2015年6月7日付朝刊