「D」の強い主張




何年か前の話ですけど、自分専用の車が欲しいなぁと思ったことがありました。
訳あって、仕事の都合で車で長距離通勤をするかもしれない事態に直面し、
家の車・フリードをそれに使うわけにはいかなかったからです。



長距離を走るからには燃費が良くて、なおかつ周囲であまり見かけない車がエエなぁ…。



と、目に留まったのは、ちょうど発売されたばかりのディーゼルエンジンのデミオでした。




僕の年代でいうディーゼルは、
独特の大きなガラガラと音を立てるエンジン音と、マフラーからもくもく上がる臭い黒煙
2つの大きなマイナスイメージがあり、環境に非常に悪いレッテルをべったり貼られていたものでした。

そのため、パジェロやランドクルーザーなどのディーゼルエンジン乗用車は、
2000年頃にガソリン車に置き換わり、ディーゼルは駆逐されていきました。




翻って、トラックやバスは今も昔もほぼディーゼルですけど、今時のそれらは黒煙吐いてないでしょ。
排気ガスの浄化装置(メーカーによって「DPF」「DPR」「DPD」と呼ばれています)が装着され、
かつてのイメージは一掃されたんですね。
それが作動しているときは白煙を吐きますが…。


更に、ディーゼルエンジンは排気量が大きい…という既成概念を覆し
小型乗用車に持ち込んできたのがマツダです。

件のデミオは1500ccですが、かつてのディーゼルは最小でも2200ccどまりで、
1000cc台なんて考えられなかったんですよ。

(※コラム公開後にご指摘があり、1983(昭和58)年にダイハツ・シャレードが1000ccディーゼルモデルをリリースしていました。
ご指摘ありがとうございます。)







広島カープカラーとでも言うべき深みのある赤が美しい!



トヨタがランドクルーザーなどで、三菱がデリカなどでディーゼルモデルを復活させていますけど、
あくまでも全ラインアップの一部でしかないのに対して、マツダは全面的にディーゼル推しです。



マツダのディーラーにおじゃましてちょっと試乗してきました。
乗ったのはアクセラもちろんディーゼル



乗ってみて最初に感じたのは、その静粛性
かつての悪名高いディーゼルのエンジン音があまり感じられなかったんです。
むしろディーゼルエンジン特有のトルクの太さが力強さを演出し、グンッとした加速が素晴らしく良い!
軽くアクセルを踏んだだけでぐいぐい伸びていく様にホレこんでしまいました。







もうちょっと安かったら、そのまま飛びついてたな(笑)。






エンブレムのDの主張がまたエエねん。


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ヨーロッパでは、ガソリン車よりも
ディーゼル車のほうが燃費もよくクリーンだとして普及しているくらいですからね。
でも、化石燃料を使っていることには変わりがないため、再び悪者になりそうな気配が漂っています。
(→コラム「Xデーは2040年」)


せっかくディーゼルの復権かと思っていたのに…水を差してくれるなぁ。



そして、僕の長距離通勤の話もパーになり、ディーゼル車を買う話は水の泡と消えましたとさ orz






で、ロードスターはいつディーゼル化するんですかねぇ?(笑)


記事引用:毎日新聞 2014年9月12日付朝刊



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