ドラッグ★スター
巷では違法薬物(いわゆる「ドラッグ」)を使用して車などを運転するのが流行ってますね。
僕が学生時代の手軽なドラッグと言えば、MDMA(合成麻薬)、「エクスタシー」という名称で出回っていたのが
思い出されます。
現在の主流は、ハーブと名を変え、
麻薬成分を水に溶かしたものをハーブ(香草)に振りかけたものがポピュラーですけど、
どちらも主にメイド・イン・チャイナなので品質が悪いんですよね。
だから気持ちが良くなるという主作用よりも、それ以外の副作用がひどいと聞きます。
学生時代に、薬物使用が合法な本場・オランダへ旅行しマリファナを吸った友人曰く、
「目の前がぐるぐる回ってブッ倒れた」とか言ってましたよ。怖いわ!
あ、言うときますけど、僕はドラッグは一切やってませんからね!
ニホンで唯一合法のドラッグ、タバコすら吸ったことないのに(笑)。
そういうアブないニオイがしたドラッグも今じゃあ堂々と売られてたりで簡単に手に入りますよね。
そして安易に使用し、
件のマリファナの友人と同じように意識の混濁した状態で車を運転し悲惨な事故を引き起こす、と。
それまで違法薬物を振りかけたハーブ類は「脱法ハーブ」と呼ばれていました。
この名称が違法なものを違法と思わせない原因と考えられ、公募で新たな名がつけられました。
そしてつけられた新名称が「危険ドラッグ」。
ちっとも危険な感じがしないんやけど、僕だけじゃないよね?
ニホンは恥の文化の国なんやから、カッコ悪いイメージの名称にしたほうが、
恥ずかしくて使う気が起こらなくなるのでは?とネット上で言われていますね。
自社製品に分かりやすくインパクトのある名を付けることで有名な小林製薬(←外部リンク)に頼んだら
こんなのになったんじゃないかと↓
ドラッグ使用者の状態をストレートに表現した
「ヨダレダラリン」とか「ハイジンニナール(廃人になる)」とか。
こんな名称やったら、僕やったら興味あっても絶対に使わへんわ(笑)。
そして、ここにも道交法の適用が積極的になってまいりました。
ニホン初の事例が2つ立て続けに報じられた新聞記事を貼っときます。横に長いけどゴメンね〜。
↑自転車のほうは理解できるんですけど、
事故や違反をしてないのに免停や免取りに出来る規定があるのは初耳でした。
ちょっと前のコラム(→「自転車でも上限いっぱい180日」)で、運転免許ってクルマやバイクのものだけではないと思い知らされましたけど、
今回の件で、免許は運転時のものだけでもないんやなぁ…と。
※コラムのタイトルは、ヤマハが製造販売しているバイクの名称とは一切関係がありません(笑)。念のため。
ヤマハのバイク→「Drag Star」
薬物→「drug」
参考資料:京都新聞 2014年9月19日付朝刊