目指すのは「アヒルのお尻」型
スポーツタイプのバイクのデザインって、年々シャープになっていってると思います。
シャープさは、見かけの速さに直結しますからね。
その中でも、長きにわたり、最もシャープさに欠けている部分がありました。
どこだったと思います?
最も後ろ、テール部分です。
それは、なぜでしょう。
テール部分には、バイクのデザインをダメにする2大パーツが存在するからです。
ひとつは、リアフェンダー(いわゆる泥除け)
もうひとつは、ナンバープレートです。
これらがあるために、どうしてもお尻が重たそう…ボテッとした感じになってしまっていたのです。
明らかに蛇足感が…。
バイクをシャープに見せるためには、
リアシートの部分を切り詰めてショート化&先鋭化するのが近道です。
しかし、そこに立ちはだかる 2大センス無しパーツ。
どうにかしなくてはいけない。
そこで技術者やたちやデザイナーたちが頭を絞りに絞った末に、できたのです。
チョイチョイ見かけるこの形。
シャープさと 2大センス無しパーツの共存ですよ。
僕は確信しています。この形はピンッと跳ね上がったアヒルのお尻を見て思いついたに違いない、と(笑)。
まさか、こんなにチョッピリの泥除けで用を成すとは思いもしませんでした。
ところが、僕の「2号R」はショートさを優先したがために、泥除けがこんなことに…。
切り詰めたリアシートからニュ〜ッと延びる
リアフェンダーとナンバープレート…。
別の意味でセンスがなくて、見るたびに ダサさのあまり涙がチョチョ切れそうになります。
コチラの場合は、切り詰めたのはリアシートだけではなく、コストもでしょうね、たぶん orz