GL1500P




「えいまるッ!お前は完全に包囲されているッ!!
無駄な抵抗はやめて、武器を捨てておとなしく出てこいッッ!!!」







えいまる vs 京都府K、世紀の対決や。




自分がおとなしく生きてきた(?)からか、
こういう「自分ひとりvs国家権力てんこ盛り」のシチュエーションに憧れていましてねぇ。

「悪者」じゃないよ。ワルモン、ね。
かつて、いい歳をした大人が少し不良っぽいルックスをすることを「チョイ悪(ワル)なんて言葉で流行りましたが、そのノリですわ。




逃走劇を繰り広げたが追い詰められ、四面楚歌! そこで えいまるがとった突拍子もない行動とは?!



次週に続く。


みたいな(笑)。


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あの、断っておきますけど、犯罪行為自体には全く興味がないですよ。興味あったら困るけど。

単に冒頭の写真のようなシーンが個人的にお望みなだけで。コーフンしすぎてオシッコをチビりそうです(笑)。


興奮して失禁って、おれは犬か orz




だいたい小市民の僕がこういう状況になるほど 大それたことを出来ると思ってんの?

もしK察に捕まるとしても、軽犯罪よりも軽い罪で
交番の女性警官に「そんなことしゃダメでしょ。メッ」って言われる ガキンチョレベルが関の山。

こんなの、もはや「犯罪」とは言わんな。スカートめくり(死語)してる小学生と同じやがな orz




そんなことはどうでもいいのです。



見てほしいのは、↑の写真の左側の先頭に写っている大きな白バイ
ホンダが誇る大型クルーザーバイクをベースにしたGL1500Pです。




GLという正式な車名はご存じなくても、
「ゴールドウィング」
という愛称なら、聞いたことがあるかもしれませんね。




もともと広大なアメリカ大陸を走るために開発され、アメリカでのみ生産、販売されていました。
ニポンに入ってきているのは輸入車です。

販売開始当時、ニポン国内で生産できるバイクは750ccまでという自主規制があったため、
1520ccもあるGLの存在はどこへいっても目に留まるものでした。


ちなみに高校時代、体育のT内先生が所有していて、
たまに
ジャージ姿でGLに跨り通勤されていたのを覚えています(笑)。




快適なライディングのために振動の少ない水平対向6気筒のエンジンを搭載。
スバルのレガシィと同じタイプのエンジンね。






装備も充実していて、
純正でCDチェンジャーつきのオーディオ、ドリンクホルダー、タンデムライダー用のバックレスト、
電動のバックギア
、大型ウィンドスクリーンにワイパーも付いてます。

現在では排気量がアップし、GL1800(1832cc)となり、
カーナビ
に、世界で初の二輪車エアバッグを装着しています。




で、GL1500Pは、白バイのメインがVFR750Pだった1990年代に登場し、現在に至るなど
息の長い存在となんですよね。

当時のメインの白バイの倍の排気量を持ち、車体もバイクの中では最も巨大な部類なため、
白バイの特集を組んだバイク雑誌を見ていても、存在感がアリアリとしていました。


ただ、排気量に関しては、現行(2010年現在)の白バイが1300ccになったため、その差が無くなってきました。
次期白バイには抜かれることでしょう(笑)。




息が長いわりに、僕がナマで見たのはこれが初めてなんですよ。レア度満開やね。

高速道路での取締り用と大義名分がなされていますが、
このとき僕が見たGL1500P、サイレンや赤色灯はついているのに
メーター周りは
デジタル表示などではなく、純正のアナログメーターのまま。

速度は計れませんな(笑)。



しかも、実物を知ってる方ならすぐに分かるとおり、
非常に巨体なため(テッセラクトよりGLを四輪化した方がいいのではと思うほど)、
腕があっても軽快に走らすことは困難で、取締りにはとても向かないと思います。
マラソンの先導や、イベントなどでの展示用の「飾り物」なのかも?




GL1500Pを見かけたのは、京都府警・年頭視閲式(警察の新年会みたいなもん)で、でして。
視閲式の最後の警察車両行進で白バイ軍団の先導を切っていました。






見れば見るほど「使えない」(笑)。 




他の県警等には、ハーレーの白バイもあるみたいですね。こちらは完全に見せ物車両の模様。
モンキーの白バイもあったな、そういえば(笑)。


僕の知らない「使えない」白バイをご存知でしたら僕までご一報を(^^;)



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余談ですが、VFR750Pが現役時代の1990年代終盤、
白バイ特集が大好きなバイク誌「オートバイ」では、次に出るだろう白バイはこれだ?!と予想していました。







当時、世界最速の名を欲しいがままにしていた、CBR1100XX・スーパーブラックバードをベースにした
「スーパーホワイトバード」


結局、こういう白バイは登場しませんでしたが、
現実問題、高速隊向けなら、GLなんかより こっちのほうが断然似合ってると思いますぜ、ダンナ(笑)。