いつか「卒業」の日が




春の訪れは、卒業のシーズンでもあります。
幼稚園から大学まで、5回も卒業をしています。



それぞれに、それぞれの想い出が。
式を迎えたそのときは、卒業証書や卒アルを手にし、嬉しい…よりも、寂しさがつのりましたね、僕は。
級友や先生、学び舎との別れ。でもそれは、次への旅立ちでもあります。



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高齢者による交通事故。
歳を重ね、運動機能や認知機能が衰えたことによる判断や操作ミスで、人や物を傷つけ、自身の晩節も汚してしまう。

だから、自身が加害者になってしまう前に運転免許を返納し、
車の運転を卒業する方が、続々といる
とのこと。








僕の父親も75歳の誕生日に免許を返納し、ドライバーを「卒業」しています。

代わりにもらえるのがコレ↓



まぁ、オヤジは免許取得以来、ほぼ完全なペーパードライバーでしたから、返納には抵抗なかった模様。
(→コラム「パパはペーパー限定解除」)


ただ、これが公的な身分証明書になるといわれても、なんだか寂しく見えるのは僕だけか。
(有効期限のところがグレーの帯のせいかも)



そして僕は日常的にバイクを乗り回しているし、自分の車もたまには運転する。
長年職業ドライバーとして、仕事でもハンドルを握ってきた。



今は元気な僕にも、いつか来るのやろうか。
自ら免許を返納し「卒業」する日が。




(記事引用:京都新聞 2022年12月11日付朝刊)