そのライト、消してくれませんか
夜間の車で信号待ちのとき、ヘッドライトはどうしていますか。
スモールライトに落としますか?それともロービームを点けたまま?
ちなみに僕はスモールライト派です。
いちいちスモールにすると、信号が青になってもロービームにするのを忘れてスモールのまま走りかねない…なんて声もありますが、
それは意識の問題だと思います。
ヘッドライトのオン・オフにかかわらず、
常時メーターパネルが発光するタイプ(いわゆる「自発光式」)の車に乗ってる人は、
夜になっても街明かりが明るいと無灯火のまま走ったりすることが。
そういう車の運転席に目をやると「ああ、やっぱり」ってなりますもん(笑)。
そりゃ、自発光式ではライトを点けると
が点きますけど、このマークではどうも分かりにくい。
それもあって、自発光式のメーターパネルは未だに好きになれないんです。
やっぱりヘッドライトのオンオフと連動してメーターパネルが発光するほうが良いですわ。
嫌でもライトの点灯を意識できますし。
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さて、話を最初に戻しましょう。
信号待ちで対向車のヘッドライトの光がマトモに目に入って眩しいったらありゃしない。
別にハイビームではなくて、ロービームなのに、ですよ。幻惑されますわ。
経験あると思います。
実例を3点 挙げときます↓
写真に撮るとライトが明るすぎてハレーションを起こしてますよ。
何故こんなことになるのか。
答えは簡単です。
交差点を挟んで道に山なりの傾斜がついているからです。
それで、本来下向けに照らすはずのロービームが「上がって」しまいハイビームのような照射をしてしまう。
お住まいの近くの交差点にもそういうところ、ありませんか。
対向で停まっている車のフロントガラスに自車のライトが当たって車内が丸見え…が
どういう状態なのかに気付いてほしいですね。
↑こういうことです。
だから、僕は夜の信号待ちではスモールライトを徹底しています。
ところが、先ほどの自発光式メーターのおかげで、
トンネル内や陽が落ちて暗くなってきてもなかなかライトを点けない車が少なからずいるからか、
ライトの自動点灯、いわゆる「オートライト」を義務化する動きがあるそうです。
バイクのヘッドライトの常時点灯はライダーの身を守るためにライダーたち自らが生み出したもの(→コラム「消せないんです」)ですが、
車のオートライトは運転者の無頓着が原因であり、意味合いが違います。
となると、車中泊でエアコンを付けるためエンジンを掛けっぱなしにするときでも
ライトは点きっぱなしになるんですよね?
深夜の道の駅やスキー場の駐車場で仮眠するときなんかは煌々として寝られたもんじゃないやろなぁ、きっと(笑)。
記事引用:JAFMate 2019年6月号 (JAFMate社)