帰ってきた メイド・イン・ジャパン




僕がバイク界において嘆かわしいなぁと思うのは、
国内各メーカーがこぞって小排気量バイクの生産拠点を次々に海外に移管していることです。



「世界戦略車」・「グローバルモデル」のためと言えば聞こえはいいですが、
その割にそれらのマーケットが東南アジアなど新興国に集中


どうせなら、日本国内よりもそっちで生産したほうが安くつくし、それをついでにニホンに流したらエエがな。
どうせちっさいバイク買う客なんてビンボー人やし安いほうが喜ぶやろって感じを受けます。
そこに僕も含まれてるのが腹立たしい ヽ(`Д´#)ノ



ちなみに、ヨーロッパ向けの大排気量のスーパースポーツなど高級バイクは全部ニホンで作ってるやん。
それも東南アジアで作ったら安く出来るんじゃないの?それをしないのは ど・う・し・て・か・な・?(・∀・)

東南アジアのメカニックが信用できないんですよ、きっと。



僕の「2号R」なんか、フレームの見えやすいところに「Made in INDONESIA」なんてシールが貼られていて、
ショック死起こしそうでしたわ orz
もちろんはがして捨てました。


さらに、組み付けチェックの印がバイクの至るところに緑や黄色の油性ペンでなされていて
恥ずかしいったらありゃしない。ニホン製で見えるところにこんなことやったらクレームもんやど。

もしかして、自分たちの作ったものが世界中の客に渡るなんて考えてないんじゃないのか?
これが東南アジアクオリティか!!と一人憤慨していました。



だから、こんなニュースが流れてきて少しホッとしています。







ホンダは国内向けバイクの生産を初めて本格的に海外に移管した 犯罪者 先駆者です。
しかも移管した先が中国で、かの国で作られた日本向けスーパーカブの品質の悪さは折り紙つきです。



それだけにニホン回帰は喜ばしい。
昨今のさまざまな製品で「Made in Japan」のものってほとんど見かけませんもん。
日本製っていうだけで、海外から来られる方に大人気ですやん。
特に「爆買い」してる中国人富裕層とかに(笑)。
そしてニホン人が安い「Made in China」を買う皮肉(涙)。


でも、新聞記事で言う「ミニバイク」とは原付のことですよね…。
50ccのバイクってニホンだけで流通しているガラパゴスバイクなんですね… orz




記事引用:京都新聞 2015年9月12日付朝刊