モバイルバイク




↓かつて、80年代に、ホンダが販売していたバイク、モトコンポ





ご存知ない方でも、ネーミングからなんとなく想像がつくかもしれませんが、
持ち運んで目的地でバイクに乗るというレジャー目的で開発されたものでして、
ハンドルとシートは車体内に納められコンパクトにまとまります。



持ち運ぶのが前提ですので、車体も42kgとかなり軽いです。
全長が1185mmですので、車のトランクにはもちろん、風呂敷に包めば手荷物としてバスや鉄道にも持ち込めますね(笑)。
だってゴルフバッグより小さいんやもん。



コンセプトはなかなか面白いと思うのですが、当時としては前衛的だったためか、たったの4年間で姿を消します。




ですが、そのコンセプトは21世紀に蘇りました。

その製品のページをさわりだけ紹介します。






あ、名前は「UPQ BIKE」と書いて「アップキュー・バイク」と読みます。


デザインも性能も21世紀仕様に進化していますね。
原動機はエンジンではなく、モーターなので走行音も静か、かつ軽量化でき、重量もたったの18kg!


もちろん折りたたみ式ですので、
登山用のリュックに入れて背負えば、富士山やエベレストの山頂でもバイクに乗れます
(笑)。

とても乗ってみたい。その辺に試乗車落っこちてへんかなぁ。




で、どうして僕がモトコンポやUPQ BIKEをここで紹介したか。


それは、両方ともれっきとした原付だからです。


どっかのセ○゛ウェイ(→コラム「原宿に散った『未来型二輪車』」)みたいに公道外の特定の場所でしか乗れない…なんてことはなく、
原付免許とヘルメットとナンバー登録すれば公道走行OKなんですよ。
バイクの自由さを謳歌することが出来ます♪




ただ、最高速度&出力が

モトコンポ 45km/h 2.5馬力
UPQ BIKE 30km/h 0.24kW


と、とても非力&航続距離も短いですので、
両者のコンセプトを逸脱した使い方(例:長距離ツーリング、耐久レース、最高速アタックなど)は止めておいたほうがいいと思います。
が、このコラムを読んでる人たちに与えたら、きっとチャレンジするんやろうなぁ…(汗)。




記事引用:

株式会社UPQ(アップキュー)より UPQ BIKE me01
http://upq.me/jp/upq_bike/me01/

Wikipediaのモトコンポの項
https://ja.wikipedia.org/wiki/ホンダ・モトコンポ