我ら、燃費四兄弟



一つ前のコラムの車の方々には永遠に縁のない話題ですので、コチラからとっととお帰りくださいませ ●⌒ ヽ(´ー` )



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ジャマ者がいなくなったところで、庶民向けのお話をしましょうね♪



このたび、車の燃費表示の基準が改められます。2018年10月以降の新型車から適用となります。


現在(2017年8月)、「JC08モード」と呼ばれる測定方法で燃費を計測しています。

が、いかんせん計測機の上で決まったパターンでアクセルを踏んで車を走らせているだけですので、
出てくる燃費が現実的ではないとの声がありました。



かつて、「10・15モード」(テン・フィフティーンモード)のときにも同じことを指摘され、
JC08モードに改められた経緯がある(→コラム「10・15モード → JC08モード」)のに、また同じ難癖をつけられた形です(笑)。



なので、世界的に普及している(らしい)、より現実的な燃費計測方法が採用される次第。


その名称は「WLTCモード」といい、どういうものかと言うと…、


燃費表示が、

・信号や渋滞の影響で低速となる「市街地」
・信号や渋滞の影響が少ない「郊外」
・高速道路を走行する「高速道路」

 の3種類の走行を想定したものと、

・3つの数値から算出した「平均値」

計4種類に細分化






☆WLTCモード表示の対象車は、ガソリン車・ディーゼル車・ハイブリッド車などで、
 3.5トン超の貨物車は除外

と、いうことです。



早くも、マツダのCX−3のガソリン車が国内で初めてWLTCモードの表示を採用しています。


これだけ書いといたら文句も言われまい、きっと(笑)。



僕は、これによって、
エコカー減税を受けている大排気量車のインチキ燃費が白日の下に晒されることに、
とても期待を寄せています(笑)。




記事参考および引用:京都新聞 2017年8月10日付朝刊