ノーマルタイヤの代償




今年も師走となりました。
年末が近づき気ぜわしく走り回ってますか?…って、ちっともそんな気分がしませんが(笑)。


本日、2016年12月5日の京都市の最高気温は17℃。汗かいたわ。
沖縄は102年ぶりに12月に28℃を記録したんですって。
この陽気の中、年末の気分になれというのが無理な話ですやん。
もっと寒くなれよ(煽)。




…翻って、雪国、北海道ではしんしんと雪が降り積もり、雪なんて見たくもないってお思いのことでしょうね。
狭い日本なのにこうも季節が違うって、面白い国だと思います(他人事)。



さて、雪といえば、我らの京都市内では雪が舞うことはあれど、
積もるのは年に2〜3度、それもちょっぴりの積雪で交通機関が大混乱に陥ります。

雪に慣れてないからなのは当然ですが、それだけが原因ではないんですよね。




ノーマルタイヤのまま雪道を走ろうとする猛者がいるからです。




特に僕が住んでいる山科区は山に囲まれているため、
車でどこへ行くにしてもたいてい峠越えが待っています。


雪道や凍結道で必要とされるスタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどの準備をせず
ノーマルタイヤのまま雪道へと繰り出した猛者たちが、
上り坂でつるつると滑って走れなくなったり、制御不能になって事故ったりして
道のど真ん中で立ち往生 → 大渋滞 → 陸の孤島の完成です(・∀・)




2010年代前半は、雪道でのたった1台の粗相パニックになった事例、全国でありましたね〜。
車が1000台も立ち往生とか2回くらいありませんでしたっけ?

最大級のものでは、2014年に山梨県が陸の孤島になり人の移動も物流も完全にストップしたことを思い出します。

原因は、豪雪により山梨県へと通じる峠道で軒並み車がスタックして立ち往生し、
更に雪が降り積もり、どないもこないもならなくなったからです。
このときは鉄道も除雪が追いつかず止まってしまったほどです。




近年、冬になることにこうした混乱が起こっている現状を踏まえ、
国は雪で立ち往生の原因を作った車の運転手に罰金を課すことを考えているようです。


毎年毎年同じことを繰り返して迷惑をかけるようなヤツには制裁を…。
そうでもしないと雪道を舐めてかかるアホたれは撲滅できないんでしょうかね。
どうにも情けない話ですわ。




それから、スタッドレスだけでも雪道をかなり走れますけど、タイヤチェーンに勝るものはありません。
除雪車がタイヤにチェーンを巻いていることからわかるように、総輪チェーンが一番雪に強いんです。
それから、駆動方式も二輪駆動ならFR(後輪駆動)よりもFF(前輪駆動)のほうが強いです。



さぁ、罰金を払いたくなかったら今すぐカー用品店に行ってタイヤチェーンをGETや!!
ゴム製チェーンのものやと装着も簡単やで〜!!



おまけ:
雪道でスタックしたときは、駆動輪のタイヤの下に噛ますような形でバスタオルや毛布を敷き、
ゆっくりアクセルを踏むと、毛布などが滑り止めの役割をして雪から抜け出すことが出来ます。

もしスタックしてお困りのときは試してみてください。