びっくらこいたなぁ、もゥ




かつての僕は相当な筆まめで、手紙をやり取りする「文通相手」(ペンフレンド)が何人かいました。



いまでこそ、手紙は「メール」にとって代わり、僕にとっては無くてなならない手段の一つとなっています。



が、今でもたまにペンを執り手紙を書くことがありまして。

書くときは、
封を切り、この文章を読んでくれる相手のことを思うと、一字一字に気持ちがこもります。



僕の最近の自筆の手紙は、年賀状ですかね。
パソコンや印刷などのお手軽年賀状がはびこる中、両面手書きを貫いています。
それは、昨年1年間顔も合わすことがなかった無礼や、たった年に1度だけの相手へのアイサツだからこそ、
手を抜きたくないんですよね。



ほかには、自分の不手際を被ってくれた上司への詫び状を 書面にしたためた時は、
背筋が自然とピンと伸び、息も詰まるほど張り詰めた空気に押しつぶされそうでした。
あれ以上の手紙を書くことはそうそう無いでしょう。



そういう手紙、僕は総じて長文で、便せんに何枚も書くのが普通でしたが、
べつに一言でもいいんですよね。心がこもってさえいれば。
字がへたくそだって構わないんです。丁寧に書けばそれも相手に伝わります。


旅先からの絵手紙なんて最高ですよ。
世界をまたにかけた友人たちが送ってくれた外国や見知らぬ土地の消印が入った手紙は僕の宝物です。



そんな手紙、久しぶりに書きたくなったなぁ。


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ところで、

「レ・ミゼラブル」……邦題「ああ無情」といえばご存知でしょうか。
ヴィクトル・ユーゴーの名作です。僕も中学生のときに読みました。



当時、発売された「レ・ミゼラブル」の売れ行きが心配で心配でたまらなくなったユーゴーは、

出版社に「?」と1文字とだけ書いた手紙を送りました。
多分「本は売れてるかい?」の意味だったんでしょうね。


それに対して、出版社からユーゴーへの手紙は、
「!」の1文字だけ。
「たくさん売れていますよ!」ぐらいでしょうか。


往復でもたった2文字で通じ合えた手紙。世界で一番短い手紙として知られています。



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やっとコラムの主役にたどり着けました。

ニポン国内にたくさんある交通標識の中で、もっとも謎めいた標識↓














意味は

「シェー!」(死語)

でも、

「あッとおどろくタメゴロー!」(死語)

でも、

「ビックリたまげた、もんざえもん!」(死語)

でもありません。


こんなに昔のギャグを連発したら、
HP上で公開している僕の自称年齢は 相当にサバをよんでいると訝られるので、
このくらいでギャグはやめときます(笑)。



黒枠に黄色地のダイヤマークの標識は「警戒標識」といいまして、
この先、周囲に迫る危険に気をつけられたし というカテゴリのものです。



いくつか例を挙げておくと

十形道路交差点あり つづら折あり 信号機あり 車線数減少 横風注意



などをはじめ25種類ほどあります。



 は、上記以外に対する注意を促すもので、



正式名称は「その他の危険」といいます。

そういわれても、具体的には何やねん?と疑問に思うはず。
大体は、補助標識とセットで掲げられています。



こんな感じで↓

  



他に見かけた には「幼児に注意」と書かれた補助標識が付けられていました。



住宅地の見通しの悪い交差点から幼い子どもが飛び出してくるかも、の意味の裏には、
ひょっとして過去には……と考えさせられもします。

そういう風に考えると、奥が深い標識ともいえます。



しかし、 が道端に単品で登場したら、
おれやったら返答代わりに の標識を掲げてやるわ(笑)。



ですが、1度だけありました。

仕事で山の中の曲がりくねった舗装の悪い1車線の道を2t車でゆくと、ポツンと 単品が。


同乗の同僚と、「何 この標識、どんな危険が迫ってるんやろ」と笑いながら通過。



すると、
しばらくして目の前に枯れ枝が落ちてきました。
をっ、さっきの標識はこれのことか?と笑っていると、


ブラインドカーブで対向からきた消防の査察車(それもエルグランド)と鉢合わせになってしまいました。

こんな所に誰が来んねん的な場所でバッタリ出遭ったので、本当に でしたね。





真っ赤に塗られたエルグランドの側方に引っ込んだ場所があったので、
そこへバックで入ってもらって道を譲ってもらうことに。



乗っていた消防署員2人がエルグランドの後退を誘導するのですが、
2人の誘導のタイミングがあってない上に、運転者が信じられないほど鈍くさく脱輪しそうで、
見ている僕たちのほうがヒヤヒヤさせられましたわ。



災害現場等では統率が取れてキビキビ動く消防なのに、
このときは、「この人たちに任せて大丈夫やろか」とちょっぴり不安になりました。



そういう点で「その他の危険」か。なるほど 標識は正しかった(笑)。


ちなみに、バックの誘導は、車体の右後方(バックミラーにお互いの顔が映る位置)で一人で行うのがもっとも無難。

恥ずかしがらず、大きな声で 「オーライ」「ストップ!」など端的で分かりやすい単語で。
手の合図もオーバーアクションで行いましょう。

運転者からは誘導者は小さく見え、声も聞き取りにくいものです。



おことわり: ←こんな標識はありません。僕が作りました(笑)。