龍神か伊豆スカか阪高でやったらいいんじゃない?




モータースポーツのレースの多くはサーキットや特設コースなど、
それ専用に造られた閉鎖された場所(クローズドコース)で行われていますね。

たとえば、鈴鹿サーキットとか富士スピードウェイとか。
安全にレースを開催・運営するためには当然と思います。




それに対して、公道の一部を閉鎖し、コースにして行われるレースがあります。
バイクで言うなら1907年から行われているマン島TTレースであったり、
F1で言うなら1929年から行われているモナコグランプリ(GP)であったり…。


公道レースはサーキットのそれとは違った迫力や面白さがあるそうです。



それを踏まえたうえで、こんなニュースがネットに流れていましたのでご紹介。






ニホンでも同じ事をしたいんですって。二匹目のドジョウか。
この国会議員は、過去にスピード違反を容認したあの人です(笑)。(→コラム「別にエエやん、20キロオーバーくらい」)




ネットの百科事典「Wikipedia」のマン島TTやモナコGPの項目には公道レースについて
こんな事が書かれています。


------

(マン島TTは)レース専用のサーキットとは異なり、コースのすぐ脇に民家の石壁などが存在する上、
郊外の直線路ではマシンが非常に高い速度に達するため、
転倒やコースアウトを喫したライダーは
重傷あるいは死亡に至る例が多い



(モナコGPは)伝統と華やかさに加え、
高い技量と集中力を要する難コースであることから、
「モナコGPの優勝は3勝分の価値がある」といわれる。
事故の起きやすい環境や、マシンにも過酷でメカニカルトラブルが発生しやすいことから、
優勝候補がリタイアするなど波乱の展開が繰り広げられることもあり、意外なチームやドライバーが優勝することもある。


------

リスク高いやん。



翻って、ニホンで大々的に公道を貸し切りにして行われるレースといえば、
マラソン大会や自転車のロードレース程度ですよね。

それですら自転車の多重クラッシュによる大事故や
都市型マラソン大会で長時間道路を閉鎖することへの生活の影響やトラブルが起こっているんですよ。



もちろんニホンでも街中でモータースポーツすることを想定してるんやろ?その上で高速度の公道レースをするなんて現実的ではない。
過去には石原慎太郎都知事(当時)が東京の三宅島で同じようなことをしようとして頓挫してるやん。

自分たちのエゴがミエミエですぜ(笑)。




それなら既に半ば公道サーキットと化している 和歌山の龍神スカイラインや
静岡の伊豆スカイライン、大阪の阪神高速環状線なんかで開催
して
好きなように走らせてやったらエエと思いますよ。


ただし、ハプニングは起こるやろうから、ちゃんとケツ拭いてや、古屋サン。
あんた自称レーサーなんやろ?(・∀・)




記事引用:response.jp 2015年6月24日配信記事