赤信号パフォーマー




世界中を恐怖と混乱に陥らせた新型コロナウイルス禍も、2022(令和4)年初頭でもう丸2年。
ウイルスが変異したり、地域地域で爆発的に流行したりしながら、感染者数は3億人を超えたとか。



世の中には、「ステイホーム」の影響で売り上げが増大して巨額の富を得た人がいる一方で、
客が来ず開店休業または閉業により日々の生活が苦しくなってしまった人もいるわけで…。



世界には、それでも生きていかなくてはならない人たちが路上に現れました。

以前にフィリピンの事例を紹介しましたけど、お次はこんなのを。







また東南アジア(笑)。


観客は、信号待ちのドライバー

赤信号なんてそこまで長くないので、いかに注目してもらうかが勝負。
運転する側は退屈な信号待ちを楽しませてもらえる…?



唯一地の色な足の裏を見るにつけ、
デーモン閣下も真っ青になりそうなほど全身を銀色に塗りたくってるんやなぁ。



だけど、自身の体を染料で傷めながら当局の追っ手もかわさなきゃならんとは、なんとハイリスクな「仕事」なんやろう。



この新聞記事が紹介されたのは、このコラム公開の半年前。
ウイルスによる重症化は減っているとはいえ、流行初期に言われた「いずれ地球上で6番目の風邪ウイルス」にはまだ至らず、
それなりの感染対策が続いてます。

彼らは今も銀色の体で路上に出ているのでしょうか…。




記事引用:京都新聞 2021年7月8日付夕刊