「○○指導線(レーン)」の真実




以前書いたコラムで、どうも腑に落ちない内容のものがありまして。

「教育的指導」というコラムです。



宮崎県に面白い標識があると情報を頂き取り上げたものです。


↓ 「二輪車指導レーン」と書かれたローカル標識ですが、




これについてネット上に的確な情報が見当たらず、
無理やりこじつけた結論にして悶々とした記憶があります。



ですが、このたび正解を見出しましたので、改めてコラムにしようと思います。


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先日、バイクで小豆島をツーリングした時のこと。
小休止に道の駅に入ろうとしたところ、長年悶々としていたものが瞬時に解決したのです。





道路を横切る太い緑のライン

これだけ見たら意味不明ですが、その手前に標識が立っていまして。








香川県が設置したこの標識の絵ですべて納得がいきました。



「ここは法律で定められた横断歩道ではないけれど、道路を渡るならここを歩くよう大人が子どもたちに指導しましょう」



そういや、小豆島の中心部以外は横断歩道がほぼありませんでした。
歩行者もほぼ見かけませんでしたし。

つまり、道路を渡る人が少ないので、わざわざ法律で縛られる横断歩道を設置してないのでしょう。
過疎地やしなぁ。



ですけど、子どもたちには交通ルールを教えなければならない。
多分ここは通学路なのでしょう。それでこういうものを作った、と考えられます。



つまり、僕の「教育的指導」での仮説はほぼ正解だったことが証明されたと自負しています。



ツーリングの寄り道になり時間を食ったのでフェリーを乗り損ねましたが、得たものは大きかった。
渡るならここを。僕も子どもたちのお手本になりますね。