次なる要は指紋
僕は時代遅れの人やから…。
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車の始動というと、これですよね?
キーシリンダーにキーを挿して、ひねる。
僕が持ってるバイクも車も、仕事の車も全部コレ。
我が家の車で辛うじてハイテク(死語)なのは、キーに付いてるボタン押してドアの開錠をするキーレスエントリーくらい。
おれの仕事の車なんてもっと遅れてて、集中ドアロックすら無い orz 施錠が面倒くさいねん。
その昔、バイクはそのキーの性質上、
むき出しのキーシリンダーにマイナスドライバーを突っ込んで無理やり回す乱暴なドロボーがいまして。
その対策はいくつかありましたが、カード型のキーが登場したときは衝撃でしたね。
1994年式のホンダNSR250Rがそれでした。
当時、パソコンは(今からすれば)低性能で高価格。
インターネットも携帯もほぼ無く、デジタルメディアなんて音楽CDくらいしか流通していない時代に、メモリーカード式という先端技術。
超高性能なバイクだったため、それこそ盗られたらたまったものではないので、先端技術を突っ込んだのでしょう。
そんなキーは今ではリモコン式に。それを携帯しているだけで車と通信してエンジンが掛けられるとは…。
もはやキーという代物ではないやん。
それでも盗る奴は盗るんですね〜。
リモコンからの微弱電波を受信し、無線機から同じ周波数の電波を飛ばして開錠、始動させるテクニックまで出たんです。
欲しいものとなったら手段を問わない。感心しちゃいます。
そこで、車メーカーは徹底抗戦に出ました。
それがコレ。
トヨタ レクサス版ランクル、LX600。
ランクルと違うのは、
悪路の走行性能はそのままに、
極上の乗り心地・居住性・装備を兼ね備えたゴージャスさがプラスされている点です。
さすがレクサス。こんな車で未舗装で泥だらけの道など絶対に走らんやろ。
関係ないですけど、最高級グレードは1800万円です。
指紋認証って…もはや車の始動方法とは思えへん。もうイタチごっこやね。
ま、レクサスはこれで完璧とウヌボレてるかもしれませんが
案外、こっそり粘土で指紋採取して、簡単にコピーされそうな気がします(笑)。
なんてったって、販売台数からすればドロボーさんに非常に目をつけられてる車やし(笑)。
記事引用:
2021年10月14日付くらいの京都新聞の記事
(載っていた正確な日付を失念しました(謝))
参考記事:
モーサイ 2020年9月23日付配信記事
https://mc-web.jp/archive/history/35123/2/
NSR Freaks 2008年9月29日掲載記事
https://nsrfreak.exblog.jp/9218487/