舟屋



入り組んだ伊根湾に沿って並ぶ家々。
1階が舟着場、2階以上が居住スペースの「舟屋(ふなや)」
漁業に暮らす人たちの家らしく、クルマならぬ、「舟のガレージ」があるわけです。
静かな入り江のお陰で波も無く、それで「舟屋」が造れたんだと思います。
外海に面して作ったら、津波が来てバラバラになるやろうし(笑)


伊根町独特のもので、いまも230件ほどの家が「舟屋」になっています。
大抵の「舟屋」は通りを挟んで「母屋」があり、2件で1セットだそうです。


小学4年の社会の時間に「舟屋」のことを教わりました。
教科書に載っていた写真そのままの風景が、今、自分の前に広がっている。


初めて来たのに、十数年ぶりの再会のようでした。
おしいことに、舟が出入りするシーンは見られませんでした。


「丹後半島トップ」へ

「たかが49cc」へ