バイクドロ撃退作戦



 バイクでショッピングにお出かけ。
 たっぷり買い物を楽しんで駐輪場に戻ってくると、

 
無い!無い!!ここに停めておいたはずのバイクが無い!!!



こんな経験は、あって欲しくないですけど…。


駅裏の路上に無施錠で停めていたボロいママチャリを乗り逃げされただけでも立ち直れなかったのに、
もし、僕の大切にしている「2相棒」が こんな風にコツゼンと姿を消したら、
3日くらいは寝込んで枕を濡らしてそうですわ。



バイク泥棒

立派な重罪です。



泥棒にもピンからキリまであり、
アルセーヌ・ルパンその孫(笑)や、石川五右衛門のような世紀の大泥棒(?)から、

スーパーで食材をレジを通さずお持ち帰りする主婦や、盗るスリルを味わうために万引きをしているガキまでいますやん。

自分の子どもにカッパライをさせてる親もいますよね。そんな生き物は親じゃない。

こういうことをするバカは、自分のものが盗られたら盗り返すなどの行為に走るのやろうね。
問答無用で、人として最低や。
こんなヤツを僕たち人間界の生き物として同列に扱って欲しくないね。


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それはさておき、バイク泥棒には、大きく2つの種類が存在します。

【1】自分がそのバイクやパーツが欲しいから盗るのと、
【2】そのバイクやパーツの価値に目をつけて盗る、です。


どちらも単純な動機やね(笑)。ま、どんな犯罪の動機も元をただせばその程度なんやろうけど。
高等生物らしくない行動や。



【1】は、多くが若造ではないですか?

キーシリンダーにマイナスドライバーを突っ込んだり、
電装を直結したりしてエンジンをかける
など荒っぽい方法でバイクをカッぱらい、
適当に乗り回して、ガソリンが無くなったら人気のないところに捨てる、と。

ただし、盗るのに失敗すると腹いせにドライバーでタイヤに穴をあけられたり、ナンバープレートを曲げられるなどのイタズラをされるかも
(経験済orz)。
こんなことをエエ歳こいたオッサンがやってたら恥ずかしいど(笑)。



【2】は、いわゆる「窃盗団」の仕業ですね。

盗ったものを国内で再流通させると足がつきやすいですので、
多くはバイクのニーズが高い東南アジアへ流れると聞きます。

密輸の際はフレームに打刻された車体番号を削り、他の荷物に偽装して海外へ。
ただで仕入れて高く売る。大もうけです。

だいたい、ニポンでは廃車レベル程度のバイクであっても、
ボロっちいのが標準仕様(失礼)の新興国に持って行けば、上玉として扱われるでしょうし。

まれに盗ったパーツをネットオークションなどに出品し、被害者にバレて捕まってるドジな泥棒もいますけど(笑)。


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どちらにしても、盗られた側はたまったもんじゃないですよ。
こうなれば自己防衛し、愛車を魔の手にかからぬよう対策しなくては。
そのためには、まず敵を知ることです。



盗られやすいバイク、つまり泥棒が欲しがる「人気車種」は、

☆ 暴走族が好む、80年代〜90年代前半あたりのホンダのCB系やヤマハのXJ系、カワサキのZ系の旧車

☆ 10代のガキの間で大絶賛の2サイクルエンジンの原チャ。特に車名に「Z」がつく最速シリーズ。
  (Dio−ZXとかJOG−ZRとかセピアZZとか…)

☆ それから、海外で人気のあるビッグスクーターにハーレーなどの外車

☆ あと、どこで需要があるのか知りませんが、スーパースポーツの一部

他に何かありますかね?


「2相棒」は間違いなく「不人気車」やなorz



盗られやすい場所、つまり、泥棒にとって「仕事」のしやすい場所も挙げてみましょうか。

【1】は、管理の甘い深夜の駐輪場や、マンションの駐輪場など、
人気や明かりの少ないところ
ですが、

【2】は、意外と白昼の繁華街が多いらしいです。

人通りが多いのにどうして?とお思いでしょうが、
そんなところを行き交う人は地元民ではないので、道端で(窃盗)作業をしていても、目にも留めないと考えられます。
作業服を着てバイクを取り囲んでいれば、せいぜいバイクの修理か、と思う程度で、
よもや堂々とドロボーしているなんて思わないでしょう。


また窃盗団はプロのドロボーですので、
ちょっと位のロックでは簡単に開錠(もしくは破壊)し、あっという間に
持っていってしまう
とか。


おっそろしくて、バイクでどこへも出かけられなくなるではないかorz
…と、これではバイクが床の間の家宝のように飾り物になってしまいます。



なので、僕たち、狙われる側は防御策に打って出なくてはいけません。
ここで登場するのが、セキュリティです。

セキュリティと英語で書くと大げさに感じますが、平たく言えば防犯です。
具体的にどんなことをしていますか?

バイク用品店の防犯グッズコーナーを見ていると、僕がバイクに乗り始めたころよりも種類や数が増えた気がします。
それだけバイクが狙われているということに他ならないわけです。



基本中の基本、チェーンロックは、以前は自転車用のに毛が生えたものでしたが、
今では長さがあり、地面に固定された物とガッチリつないでしまう、「地球ロック」が主流みたいですね。
物によっては巨大&高重量で、およそ携帯できない代物になってますよ。
家での保管用なのかな?



定番の、振動を感知すると音や光を発するものや、
もし移動されても内蔵されたGPSから、位置情報を携帯やパソコンに送信するハイテク(やや死語)グッズもありますね。


バイクメーカーだって黙ってはいません。
独自のセキュリティはもちろん、鍵穴にフタをしてしまうものや、カード型のキー
そもそも鍵が不要のキーレス仕様もあります。
スクーターによくあるスタンドロックやブレーキロックも、見方を変えれば防犯対策のひとつとなり得ます。


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足元から車種を判別されないよう、バイクカバーを地面スレスレまで深く掛け、
前後の車輪に地球ロックをしてあるバイクを、某街道沿いのマンションの駐車場で見かけたことがあります。
過剰なまでに盗られることを恐れているようですが、所有欲より、ストレスに押し潰されません?(笑)



ま、いろいろと書いてきましたが、このへんで まとめに入りましょう。


結論を言うと、

バイクドロに対する最強の防御とは、盗られやすい車種に乗らないこと。これに尽きます。


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「2相棒」の出先での駐輪は、ハンドルロックと、キルスイッチをOFF、ローギアに入れておくだけです(笑)。
ヘルメットは燃料タンクの上にポンと載せてあるだけ。
おまけでディスクロックをすることもありますけど、ディスクロックが重いし荷物がかさばるので
最近のツーリングでは持って行ってません。


だって、超不人気車やもん。だれも見向きもしてくれへんもん orz

家の前の道にキーを挿したまま一晩放置しても、出先でキーを挿したまま放ったらかしにしても
見向きもされへんねんもん(実話) ○| ̄|_