バイクのテレビCM 出演 放送希望




このコラムは「イチロニッサン」と呼応していますので、合わせてどうぞ。


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商品の売り上げを増やすために行うもの、宣伝活動



新聞広告折込チラシに始まり、
ダイレクトメールだったり、電話勧誘だったり、
街頭で配ってるポケットティッシュに、インターネット上でも商用サイトへのリンク
空を見上げればボディいっぱいに商品名を書いた飛行船が(笑)。


選挙カーが候補者の名前を連呼しているのも、まぁ、宣伝活動…ですが、
名前を言うだけで中身の無いのは意味が無い。「商品」の魅力を語れ(笑)。



などなど、毎日これらの広告に囲まれ生活している僕たち。
それにより新しい商品の存在や安売りの存在を知ったりするわけです。



その中において、テレビの影響は絶大だと思います。
いくらインターネットが普及しているとはいえ、パソコンやK帯を日常的に使ってない方だって幾らでもいますし、
テレビはまだまだ強いメディアの一つです。


だって、テレビは一家に1台どころか、一部屋に1台くらいあるでしょ?いつでも手軽に観られるでしょ?
まぁその、肝心の内容についてはあえて言及しませんが(笑)。




だから、動きのある映像で勝負できるテレビCM(以後「TVCM」)は
最強クラスの宣伝活動とも言えるわけです。
インパクトのある演出をすれば、人々の記憶にも残りやすいですからねぇ。


中学時代に観た飲むサプリ「鉄骨飲料」や栄養ドリンク「リゲイン」のTVCMのフレーズは忘れられませんわ。
うーん、こんなことを書いたら歳がバレるなぁ(笑)。




それだけに、テレビの画面いっぱいにバイクが走ってるシーンなどを流して
バイクの魅力を積極的にアピール
すれば、
年々細っていってるバイクの売り上げが増えそうですやん。



なのに、我らのバイクのTVCMって、あんまり…というか、ほとんど全然流れないですよね。
バイクが主役のテレビ番組だってほとんど無いのも同様。
(「仮面ライダー」などのヒーローものに出てくるバイクでは大人にアピールできない(笑))。
車のTVCMはいっぱい流れてるのに、これはどうしたことや。




ひょっとして、バイクのTVCMは、喫煙の影響を広めないため自粛されてるタバコのTVCMのように、
放送に何かしらの制限がかけられているのやろうか?



チラッとその理由を人づてに耳にしたことはあるのですが、僕は真実が知りたい。

その近道は、メーカーに直接聞くことやろう。




…と、いうわけで、メーカーに直接取材を敢行しました。
こう書くと、ジャーナリストみたいですが、実質はメーカーの「お客様センター」に匿名で電話しただけですが(笑)。


この手のネタも3回目となり、僕も慣れたものです。



電話取材(自称)の対象は、ホンダとスズキにしました。
言わずもがな、バイクと車の両方作っている企業ですからね。
この両社、車のTVCMはバンバン打っています。この矛盾を、この差別待遇を解き明かしてやる!




スズキに電話。
すぐに電話はつながり、僕は次のように質問しました↓


「僕はバイクが好きで、毎日のようにバイクに乗っています。
バイクの魅力をもっと他の人に知ってもらうのにはTVCMが最適だと思うのですが、
そういえば、バイクのTVCMってほとんど観たことが無いです。

スズキさんでは車のTVCM……たとえばワゴンRとか…は多数流されてますよね。
車同様にバイクにも力を入れられているメーカーなのに、バイクのTVCMを流さないのは
ひょっとして業界での取り決めでもあるのでしょうか? 差し障りが無ければ教えてください」




われながら、良い質問のし方だと自画自賛(笑)。



電話の向こうの担当者は
「そういえば、バイクのTVCMは無いですよね…お調べしますので、少々お待ちください」
妙に納得してくれました(笑)。よしよし。




どんな答えが出るのやろうとわくわくしてると、保留音が止まり担当者の声が。
お答えが出ました。
その内容は、↓


「バイクのTVCMをしないのは、
特に業界で『放送しない』といった取り決めがあるわけではなく、
当社の場合、
単にマーケティングの問題で 扱ってないだけです」




僕のくだらない質問にも真剣に調べてくれるお客様センターってスゴイ!
さっき「良い質問」だと書いたのは気のせいである(笑)。




…ん?スズキの回答を裏返せば、要はTVCMをするだけの効果が見込めないということやん?
うううう(涙)、バイクってそんなにも売れないのか〜。
すぐに傾く えいまる財閥が投資するから、バイクのCM作ってみない?もちろん主役は僕で(笑)。




それでは、ホンダにも電話を…。


電話はすぐ繋がり、先ほどと同じ内容の質問を「スズキ」の部分を「ホンダ」に置き換えた自画自賛な質問を再び投げかけました。
こちらもすぐに回答がでました。

さすが世界に名を残す企業。感心感心。



しかし、その内容は、僕の予想を超えたものでした。



知りたいですか?知らないほうが幸せかもしれませんが、それでも知りたいですか?



引き返すのも勇気です。
さぁ、ブラウザの「戻る」ボタンをクリックするんや!






























それでも知りたいという好奇心のカタマリの皆さん。


ホンダの答えはこれだ!!




「スクーターのTVCMは放送しているのですが、
それ以外の(大型バイクなどの)
TVCMにつきましては
CMの効果によるバイクの販売増加により、交通事故の増加が予想されるため、
当社としましては、不特定多数の方の目に留まるバイクのTVCMは行わないこととしております」






なんということや。「バイク→事故が多い」メーカー自ら認めてしまってるがな!!

僕としては、バイク好きが増えて欲しいと思っているのに、メーカーはそうは思ってなく、
「類は類を呼び、来るものは拒まず」程度の消極的スタンスを取っているのか…。
だから、バイクの宣伝はバイク雑誌止まりなのか…。




電話の向こうの相手に、「バイクメーカーがそんな姿勢で どうすんねん」と言ってやりたかったのですが
あまりの回答の衝撃に、受話器を握ったまま首が90度以上に折れ曲がってしまい、言葉が出ませんでした。



バイクの事故が多いのは確かやし、体がむき出しだから、ひとたび何かあれば大怪我になってしまうのは
仕方の無いことやとは思いますよ。
でも、それは乗り手の問題であって、バイクメーカーは何の関係も無いやん。




あぁ〜、こんな真実なら、僕は知りたくなかったわ〜 orz




しかし、現実をただ受け止めるだけではなく、
それならば、僕たちバイク乗り自らがバイクの楽しさをもっと広めてやるぞ、とポジティブに考え直すことにし、
ひとり「やるぞ〜」と握り締めたコブシを空高く突き上げたのでした。