究極の道楽は青ナンバー



最近では、情報をインターネットからのみ得ている方が多いと聞きます。
ヤフーとかのポータルサイトなどだと、政治経済から芸能界のゴシップまで あらゆるニュースが載せられています。
ニュース速報などに即時対応できますし、天気予報などリアルタイムで知ることが出来ます。
一歩も動くことなく情報が入手できて本当に便利ですもんね。


それが過ぎてネット依存症になってしまってる悲しい人たちになると、
逆にネット上に載ってないニュースなどは信用できないなどと言い出す始末。
ネットは万能ではないんですよ〜。ローカルネタなどには弱いですしね。


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外部から僕のHP内へ直リンクされてるものも多数あることを知っています。


その中の、とある僕のHPのコラムに直リンクしてるサイトの掲示板で、
僕のコラムのネタのひとつにケチをつけてる方がおられました。


曰く「(あるネタについて)ネット上で正式なソース(情報源)が提示されているのに、
それより何故個人のサイト(=僕のHP)の情報を信用するのか」
と。


ケチをつけられた方は、きっとネット依存症なんでしょうよ。
おれは、手持ちの資料で調べたり、紙の辞書を引いて、その内容についてさらに図書館へ行って本などで調べてるから、
自分の文章にそれなりに自信を持ってる。
一緒にしないでほしいね。


そういうわけで、今回のコラムは新聞記事から引っ張ってきました。
すごーく好奇心をかき立てられるものでしたのでご紹介。

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光岡自動車が今回の主役。
トヨタや日産、ホンダといった大手自動車メーカーがニポンの車社会をリードする中、
1994年にニポンの10番目の自動車メーカーとして立ち上がった光岡。
他のメーカーにはない独自路線を突っ走っています。


光岡自体は82年から車作りをはじめています。
当時原付免許で運転できたミニカー(BUBUシャトル)をメインに生産していましたが、
ミニカーの事故が絶えず、85年の道交法改定で普通免許でないと運転できなくなりました。
それを機にミニカーは下火になり、同時に光岡も世間の目から遠ざかりました。


96年に自動車メーカーとして再起を果たして以来、クラシックっぽい車を作りつつも、
ミニカーもひそかに復活させていたのです。
ま、そのデザインはお世辞にもカッコいいものではなく実用一点張りといったところで、
とても欲しいなと思える代物ではありませんでしたが…。


その光岡が、オープンカーを200台限定で発売したという記事が載っていました。  
その名は「K−3」


新聞掲載写真を載せてみましたが、
ロータス・スーパーセブンをかわいくしたような感じのスタイル。


車両の3サイズは 2495×1285×800(全長×全幅×全高)で、
エンジンが2サイクル50ccなんですから驚かされます。
最高速度は50km/hで、もちろん公道走行可。




もう説明不要ですよね。
これも光岡のお家芸のミニカーなんです。


ミニカーの制限枠内でスポーツカーを作ってるだけでもすごいのに、装備は豪華。
グレード「デラックス」はカーボン調パーツを多用(「調」なのが惜しい)、アルミホイールを履き、
ステアリングがMOMOってこだわり過ぎやね。


トドメは最廉価版(61万4250円(税込み))の「組立キット」と呼ばれる、
自分自身でエンジン・シャーシ・ボディを組み立てる仕様があることでしょうか。
エンジンまで組み立てさせるか…。
ちなみに無塗装で自分で下地・塗装も行うそうです。



まさしく大人のためのリアルプラモ。どこまで大人心をくすぐったら気が済むの??!
これを自分で完成させたら、ものすごく愛着が湧くでしょう。
でも、真の車好きか、車を極めた人にしか乗る権利がないような気もします。畏怖の念を感じて。
僕が自分で車を組み立てる喜びを味わってもいい年はいつ来るのでしょうか。


光岡の心憎い演出に拍手!!


参考:京都新聞2005年8月25日付朝刊