暫定税率・1ヶ月ぶり復活記念(-_-x)
2008(平成20)年4月1日、揮発油税(ガソリン税)に上乗せされていた暫定税率が撤廃。
おかげでガソリンや軽油の値段が大きく値下がりし、
値上げ値上げにあえぐ市民生活に、わずかながら光が見えた気がしました。
が、それも束の間。
自分たちの都合のいいように国を動かしてるピンボケ政治家たちはやってくれました。
暫定税率の復活です。
こうなってしまった経緯を復習しましょう。
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何度でも書きますが、
今の衆議院で与党が3分の2以上を占めているため、
参議院で否決されても衆議院で再可決できるので、与党が提案した法案はなんでも可決できる状態にあります。
これは、小泉総理(当時)が掲げた「郵政民営化、YESかNOか」で選挙した結果だけの話でしょ。
それを今でも国民の支持を得ていると勘違いして自分勝手な振る舞いをしてるのが、今の福田政権じゃない。
国民の審判を受けていないくせに横柄なマネをしてくれる今の政府・与党の態度にはムカつきますが、
暫定税率の法案について審議しないで放置した参議院の野党に対してもムカつきます。
それは選挙の投票を棄権してるくせにエラそうなことを言ってる輩と大差がないからです。
「暫定税率分の税収が不足しているので、4月からは必要な道路工事までストップしてしまった」なんて映像が流れたりしましたが、
今年度の予算執行は 前年度の暫定税率分を含んだ税収で行っているのに、
金が無いなんて狂言に決まってるがな。
道路工事をわざと中断させて「暫定税率がないとこういうことになる」と 論点のすり替えて国民を欺いただけやん。
汚いマネを。だから「偉い大人」は大嫌いなんや。
もう一度言う。
一刻も早く腐ってる衆議院を解散して、今の国民の真意を問うべし!
…といっても悪魔の手下な政治家たちがこんなにおいしい蜜を手放すはずがないよな。
そういうわけで、5月より暫定税率復活+原油高の影響でレギュラーが30円/Lも値上がりすることが判明し、
GWしょっぱなの4月末は、ガソリンスタンドは給油をする人たちの車の列ができました。
4月30日の夕方に山科区内の某最安値ガソリンスタンドを先頭に2km以上も渋滞したのは、
1973(昭和48)年頃の「石油ショック」を彷彿とさせたと思います。僕、生まれてませんが(笑)。
それにしても、最安値のスタンドでの給油にこだわる必要はあったのでしょうか。
長い列に並ぶ時間のロスや、その間の燃料ロスは許容されるのですか?
4月中ならどこのスタンドで入れても5月の値段よりうんと安かったのに。
僕は並びたくなかったので、割り切って適当なスタンドで給油しましたよ。
例のエネオスで定点観測(笑)。
4月30日 | 5月1日 |
↑車の台数にも注目。
なんじゃこの価格の高騰ぶりは。
僕が見た最高値は、レギュラー165円、ハイオク176円でした。
ありえへんわ、こんな値段…。
ちなみに、↑の2km渋滞の某スタンドは5月1日も暫定税率がかかってない安い値段のままでした。
前日と打って変わって空いていましたので、再び給油。
126円/L。 I am very happy.
その翌日も給油。156円/L。 I am very
unhappy orz
数年前、「2相棒」の満タンで2000円でおつりが出なくなったときでも大ショックを受けたのに、
こんなに高い値段じゃ、3000円でおつりが出ない日が来るがなorz
この騒動、のど元過ぎれば何とやら…にならないよう、教訓として心に留めておきたいですね。
それから「車・バイクでの移動」というものも考えさせられました。
暫定税率に貢献したくないので、自転車での移動エリアをさらに広げようかな…。