この区域まるごと原付基準
一般道ではたいていの場合 40km/hとか50km/hなどの速度標識が立っていて上限が定められていますが、
標識が無いところの上限って何キロですか?
まさかナンボでもスピードを出してもエエねんとか思ってないでしょうね?!(;
・`д・´)
道路や乗り物の種類によって 出してもいい上限を法定速度と言う名称で定めていて、
一般道の自動車における法定速度は60km/hです。
速度標識のない道でこれ以上出すと交通違反になります。たいていの方は守っていません。
こんなHPを作っている僕ですら厳格に守っているかは訊かないでくださいお願いします orz
以前にコラム「ハイスピード一般道」で、安全が確保されたところでは法定速度を上回る
70km/hや80km/hといった制限速度を設定している一般道があることを紹介しましたが、今度は逆のパターンのご紹介です。
昨今こういう標識を散見するようになりました。
え? どれって?
もうちょっと拡大しますがな。これで分かる?
電柱にひっついてる小さい標識ですよ〜。
これは、「ゾーン30」と呼び、特定の通りではなく、
その地域全体の制限速度を30km/hに規制する仕組みです。
多くは通学路などの子どもが多く行きかう住宅地の道で設定されています。
全域がその速度に制限されるので、別個に速度制限の標識は立ってません。
僕の住まいの近くにある通学路は幹線道路の抜け道として、朝の通学時間帯に車がジャンジャン通るんですよね。
そういう道の路側帯を歩く小学生の列のすぐ脇を車が猛スピードで走り抜けるのは危ないでしょ。
車と歩行者が衝突した場合、
車の速度が40km/hの致死率は、30km/hの約9倍にもなるそうです。
だからゆっくり走りなさいという意識付け&抜け道としての通行も抑制するのが目的です。
これって、原付の法定速度、30km/hがゆっくりという確固たる証明にもなってるかな(笑)。
京都府では2013年10月から導入され、この写真は京都市中京区の朱雀第四小学校付近で撮りました。
府内では他に、与謝野町浜町地区、木津川市兜台6丁目、精華町桜ヶ丘1丁目地区で実施されていまして、順次拡大していきます。
↑しかし、安全重視の標識の割に標識が小さくないか?
もっとこう、大々的に表示してやったらいいのに。
兵庫県篠山市には、1車線全面にこんなペイントがされてましたよ。
目立ちまくり(笑)。
宮崎市でも分かりやすいペイントがなされているのを見つけました。否応なしです(笑)。
いつの間にか、京都でも目立つようになっていました。