ツーリング初日・２００３年９月１６日（火）晴れ＜前編＞

前日は僕の３３歳（自称）の誕生日でした。

職場の先輩Ｍさん（５５歳・ＨＰ初登場）から、「明日から３３の旅立ちか前途？？？かどうか分からんが応援します」（９月１５日、１１時５９分）

さらに
「来週元気な顔を（きれいな男前やぞ！）見せよ。無理せんと気をつけて」（同日、２３時９分）

と。ずっと年上の先輩Ｍさんは僕のことをかわいがってくれてます。嬉しいお言葉ありがたく頂戴します。


そして、１６日。
絶好のツーリング日和の朝を迎えました。今日から６連休とあって、気分は上々。
準備ＯＫ！


そこへ、ＨＰのＢＢＳに顔を出す、
職場の同僚「ｕｎｏ！」（３０代前半）から、「気をつけて行ってこいよ〜」（９月１６日、８時４分）

たぶん現場に出る直前にメールを送ってくれたのでしょう。すぐに返信。
「おう！今から行ってきます！」（８時５分）


応援を背に、出発。宿泊は全て宿を取ってあるので、テントなどは持ちません、
荷物は着替えやカメラ、ロードマップ、雨具など、５日分としてはかなりコンパクト。


高速代をケチるつもりで、一番近い京都東ＩＣからではなく、隣の大津ＩＣから名神に乗るつもりでしたが、
前の車につられて京都東ＩＣに入ってしまった（涙）。１区間、５０円の損害。

最初からミミっちいマネしてどうするんやと自分に言い聞かせ、名神をひた東へ。
米原ＪＣＴから北陸道へ。


北陸道・北鯖江ＳＡ（福井県鯖江市）で休憩。


同僚「ｕｎｏ！」、Ｍ先輩、友人「勝（仮名）」へメール。

「現在、北陸道・福井県鯖江市。高速を２時間余り走って初の長い休憩モード。
涼しいし、天気いいし、高速空いてるし、気持ちがいいよ」（１０時３８分）


Ｍ先輩から返信。「おはよう！山緑空青単車赤、絵になる男　宮君（※僕の愛称）。ついて行きたかった」（１１時３５分）
いい表現ですね！快調です！「おっしゃる通り、最高のシチュエーションですよ」（１２時１１分）


「勝」から返信。「俺は昨夜朝まで遊んで一睡もせずに仕事に出た、ふらふらやった」（１１時４８分）
こっちは何て不健康な…(-_-;)


北陸道を東へ。


次の休憩は、小矢部川ＳＡ（富山県小矢部川市）。最高のシチュエーションを味わいながら、２５０ｋｍ近くを走る。


「勝」へさっきのメールの返信。
「徹夜で遊んで仕事してるの！タフやなあ。ようやく本日の行程の半分近くまで来たわ。
今、昼飯中。バイクで走ってるだけやのにハラは減る（笑）」（１２時１４分）

すぐ返事が。
「バイクが昼飯食ってもいいが、働きもしないえいまるが飯食うの禁止！俺は１週間かけて体力回復する、よって寝る」（１２時１７分）
働きもしないとは…(-_-#)　俺、睡魔に襲われながら走ってるというのに！


ＳＡでネギトロ丼を食った後、走行再開。しかし、


「勝」へメール。「起きろ〜仕事の時間やぞ〜（笑）。富山県・有磯海ＳＡで一服中、かなり眠たく１時間持たなかった(ToT)」（１３時１３分）

仕事のときは、食後の昼寝が日課の僕。寝ないと睡魔に襲われまくる。コーヒーを飲んで目を覚まさせる。

レーダー探知機を買ったのを自慢した「ｕｎｏ！」へメール
「レーダー探知機つけてるけど、風切り音が大きく、明るいので、警報音も警報ランプも分からないわ。役に立たん」（１３時２３分）

何のためにバイクにレーダー探知機をつけたのか、全く分からず。その後取り外してしまい、二度と付けることは無かった。

富山県「朝日ＩＣ」から新潟県「上越ＩＣ」間は日本海のそばを走ります。

新潟県・親不知ＩＣ付近でＲ８と立体交差して一時海上を通ります。大迫力！
しかし、この区間５６ｋｍでトンネルが２６本もあり、高速上からダイナミックな日本海を見られるのはわずか。
ほとんどがトンネルです。


高速走行は単調で面白くないのは言うまでもありませんが、それに拍車をかけてしまうトンネル走行。

僕としては、海のそばを激しく走りたい。
新潟県・糸魚川ＩＣを通り過ぎたとき時間を見たら１４時半。
新潟港を出るフェリーの時間まで４時間。残す距離は１５０ｋｍ。上越から高速に乗りなおしても十分フェリーに間に合うはずや。
高速を降りよう！そう決めたら行動までは早い。次の新潟県・能生（のう）ＩＣでさっさと北陸道を降り、Ｒ８へ。


Ｒ８に入った途端道路工事をやっていて、交互通行に。こちらが待つ番で、渋滞が起こっていました。
その間を抜け、先頭へ。
ガードマンが「行け」の合図をした瞬間、猛然とスタート。後ろに控えるは４トントラック。
ブッチギリで後続の集団を引き離し、独走状態。

はははは、日本海は俺のものや〜！潮風が気持ちいい！
「海沿いを走りたくて、高速を降り、Ｒ８を疾走。男一匹日本海！ですね」（１５時２０分）
↑男一匹って…やはり死語ですか？（笑）。