大厄を乗り越えろ




縁起ゲン担ぎってしますか?


とても気にする方から全く気にしない方まで様々ですが…、僕は結構気にする人です。



殊に数字に関する縁起についてシビアでして。
たとえば腕立て伏せをするときでも42回で終わる…なんてことはしないようにしています(笑)。




そんな僕は今年が厄年が巡ってきました。

この厄年は縁起でもないことがよく起こるとされていまして、
数え年の42歳の年は大厄(本厄)といい、殊更注意が必要…なんていわれています。


だれでも40歳くらいにもなると大なり小なり自分自身の変調をきたし易くなりますし、
僕自身も何かと実感もしてます。
あながち厄年ってのは、若かりしころからの勢いのよさに軽〜くブレーキをかけるべきタイミングなのかもしれません。




それはともかく、僕、大厄ですよ。


前年の終盤には1日でまとめて不幸が降りかかるという目にも遭っていますので、
今年はそういう悪い縁とは切れますようにの意味もこめて、元旦に初詣がてら厄祓いに行ってきました。




京都の男厄で有名なのは、京都府八幡市にある石清水八幡宮です。

京都盆地の南西角に位置し、京都の裏鬼門に当たることから厄祓いにうってつけなのでしょう。
八幡市と言っても、石清水八幡宮の目の前にある宇治川と木津川を渡ると京都市って位置ですしね。




2016年元旦。日が西の山に沈みそうなころに、京阪・八幡市駅からケーブルカーに乗り
小高い山の上にある石清水八幡宮に到着しました。



その時間なのに、境内は入場制限がかかっていまして、参道でしばらくお待ちください状態 orz



さすが石清水(以下略)。国宝に指定されただけあって参拝者もすごいことになっているようです。



しばらく待ったあとようやく境内に案内されました。







厄祓いはどこでしてくれるのかな〜。あ、あそこで申し込みをするんやな?







そこには様々な祈願・祈祷等の志納金が一覧にされていて、







ヒィッ、1万円ーッ!!高いーッ!!



しかし、ここでケチって、昨年の前厄のように単なる参拝者として賽銭箱に小銭をチャリンと入れて拝むだけでは効果はあるまい。
そのせいでかも知れんな、昨年終盤にまとめて災いが降ったのは。



かつての数え年25歳の人生初の厄年はそれでOKやったけど(当時スーパービンボーやったのもあるけど)、
今の僕は繰り返すも大厄です。しかも初日。

バッチリ足元を見られてるやん、上手いこと商売しやがって…あ、そんなこと思ってません思ってません(((( ;゚д゚))))バチ当たるわ。


お賽銭でも100円が関の山の僕にとって、見えもしないものに対して1万円も投資するのは
清水の舞台から飛び降りるような気分です。


ところが、お祓いの注意書きにはこんなことも書いてありました。








はぁ?!(゚Д゚ )
先に御神矢を買って祈祷してもらえと?!どこまでおれの足元を見てんねん!
あ、いや独り言ですよ独り言。ね、神様〜。



御神矢売り場に行くと、普通のやつと特別なやつの2種類がありそれぞれ3000円と5000円

ここはやっぱり大厄やし、特別なのが欲しい。って、完全に石清水(略)に策略に乗せられてるやん(汗)。






ここではじめて僕の財務大臣(財布)を確認。

すると、残高1万4000円。特別なのは買えへん。仕方がなく3000円ので我慢するか…。
僕の隣で5000円のを買ってる授かってる人がいましたので、おれの3000円のとスリ替えたろうかいと思ったことはありません。ありませんからね!!


↓3000円のは安っぽい棒に羽が付いただけの代物。





そして受付で1万円を払い、いや納めて本殿へ。

残金がたったの1000円になってしまった…帰りの電車賃しか残ってへんがな orz





人生初のお祓いにドキドキします。
厄祓いの人は黄色い紙で出来た反射ベストのようなものを身にまといます。ちょっと優越感。



本殿内には僕同様にボラれた志納金を納めた人たちがざっと200人はいました。
写真撮影が禁止されていましたので、その様子をお見せできないのが残念です。



金額は祈願・祈祷内容によって5000円から3万円までありますが、一人平均7000円として掛ける200人。今回だけでも140万円。
それを早朝から延々と繰り返してきたと考えると…凄い収入やな。
正直に税務申告してるんやろうか。あ、いえ、何でもありませんo(・∀・)o




ほどなく祈祷が始まりました。


背後では一般人が参拝していまして、
お賽銭を投げる音がチャリンチャリンと響いて落ち着きません!凸(゚Д゚#)

さらに、祈祷中に携帯を思いっきり鳴らしてる不届き者がいました。僕でもちゃんとマナーモードにしたのに (゚Д゚ )


そして僕を含めた厄祓いの人は神主から祈祷内容を直々に読み上げてもらえます。




「京都市山科区○○に住まいする、M(※本名)42歳、大厄祓い…」




こんな調子で何十人か読み上げられました。
ちなみに、一般的な祈願・祈祷の方は名前を読み上げられることなく、ただひたすら他人の名と祈祷内容を聞かされ続けます(笑)。



ずっと正座をしていた僕は足がしびれてきて痛くて辛くてたまらん!別に胡坐(あぐら)でも構わないようでしたが、
ここまで来て足を崩すのはプライドが許さず、足をモジモジさせながら乗り切りましたよ。




長い祈祷がようやく終わり、大きなハタキのようなものでシャンシャンとやって僕の人生初の祈祷は終了しました。

さて立ち上がろうとすると、足元がおぼつかなくなってフラフラとしてる人があちこちに。
僕同様に我慢したんですね(笑)。



そして杯でお清めの酒をもらい気持ちよくなり、お土産を頂き、反射ベストに祈祷内容と名前を書いて奉納。







これで僕の厄祓いは滞りなく終わりました。



祓ってもらったって実感は全く無いのですが、なんと1月中だけで懸賞に2つも当たっちゃいました♪♪♪

くじ運の無い僕なのに…もしかしたらとり憑いていたものが本当に無くなったのやろうか? (∩´∀`)∩ワーイ



(2016.2.5)