酷暑に立ち向かう、その一吹き
今年も暑い夏がやってきた!!
どのようにして過ごしていますか?
まさか日がなエアコンをガンガンに効かした部屋でゴロゴロ…ではないでしょうね?!
毎日仕事で屋外にいて、休日もグラウンドを走り回り汗まみれになっている僕を見習うべし。
…カッコつけてみたけど、実は僕も暑いのが大の苦手です。
熱中症で2回も病院送りになったことがあるし orz
なので、僕こそエアコンの効いた部屋でゴロゴロしたいんですけど、
そんなだらけたことをずっと続けていると、かえって自分の健康を害しかねません。
暑さと適度に仲良くなるのが自然と思います。
とは言うものの、出来ることなら暑い中でも涼しく快適に過ごしたい。
そこで僕は、このようなグッズを使っています。
涼感スプレー。
服の上からシュシュッとスプレーするだけで、清涼感に包まれ、
爽やかになれるアイテムです。わきの下にスプレーすると、とっても気持ちいいです♪
2つの商品を例示しておきますね。
ドラッグストアで初めて手に取ったときは、こんなスプレーで涼しくなれるわけないやんと半信半疑でしたが、
実際使ってみると、これほど手軽に涼しくなれるグッズはないわと信者化したほどです(笑)。
でもコレ、量の割にお値段が張るんですよね〜。100mLで300円位しますし。
こんな量では、しょっちゅうシュッシュしてると、あっという間になくなってしまいます。
だから、使うのがもったいなくなってきて、使う頻度が下がり、結局暑さに耐え忍ぶことになる…。
では本末転倒です。
だいたい、氷など冷たい物質で冷やすわけでもなく、どういう仕組みで涼しくしているのか?
成分を見てみました。
すると、ほぼ全ての涼感スプレーにおいて、この2つが含まれていることがわかりました。
何のことはない、
エタノール(要するにアルコール)の強力な気化熱作用で皮膚から熱を奪い体温を下げ、
メントール(要するにハッカ)の涼感作用でクールさを持続させているだけだったのです。
涼感シャツのように何か凄い素材や技術でも使われているのかと思っていた僕は、あまりの単純さにアゴが外れそうになりました(笑)。
こんなものにお金を払っていたのかと。
この程度のものなら自作できるやん。
そんなわけで、近所のドラッグストアで材料を買ってきました。
・エタノール
無水エタノールとは純粋なエタノールで、
消毒用エタノールは、無水エタノール80%と精製水20%を混ぜたものです。
(※「消毒用」とあるのは、エタノール濃度80%が最も消毒力が強いからだそうです)
↓無水エタノール
↓消毒用エタノール
どちらを使っても清涼感に大差はないです。値段で選ぶなら消毒用をどうぞ。
ちなみに、上記の二種類は飲用可能なんです。なのでそれぞれ酒税がかかっています(驚)。
それに対して≪飲用不可≫の消毒用エタノールもありますが、
これは別の物質を少し混ぜて飲めなくすることで酒税を回避する目的があるそうです。なので、多少安いです。
・ハッカ油
ミントから抽出された製油のことで、清涼感を与えるメントールが主成分です。
ハッカ飴やメンソールのタバコ、湿布などがスーッとするのは、コレのおかげ。
〜〜作り方〜〜
アルコール耐性のあるスプレータイプのボトルに
ハッカ油とエタノールを入れ、水で希釈するだけ。
〜〜作り方終わり〜〜
エタノールは、清涼感を得るためだけではなく、ハッカ油を溶かす目的もあります。(ハッカ油は水には溶けないんです)
ですので、水を先に入れてはダメです。必ずハッカ油をエタノールで溶かしてから水を入れましょう。
僕はとても強いクール感が好みなので、
エタノール100mLに対して、ハッカ油を15〜20滴、水を300〜400mL入れて、エタノール濃度を20〜25%にしています。
ハッカ油は入れすぎると清涼感だけでなく、強いミント臭も全面に出てしまい不快に感じることがありますので、
初めは数滴から試してみて、お好みに合わせて増やすといいですよ。
大事なことですが、ペットボトルや100均で売ってるボトルは絶対使用しないこと。
アルコールによりボトルが溶けてしまいます。
最初だけは市販の涼感スプレーを購入し、それを使い切った空き容器を再使用するのが最も無難です。
これで、安くて無添加の涼感スプレーの出来上がりです。
ジャンジャン使って酷暑を快適に過ごしましょう♪
僕はこれを職場にも常備してまして、しょっちゅう涼しくなってます(笑)。
おかげで熱中症とも疎遠になりました ヽ(^∀^)ノ
残ったエタノールは、台所回りの油汚れの掃除や、トイレや靴の除菌・消臭にも使えますので、
重曹やクエン酸などと同様に重宝しますよ〜。
エタノールは可燃性ってことを忘れずに!
スプレー使用時は火気厳禁ですよ!!
(2016.7.14)