ラジオとわたし



僕、ほとんどテレビを観ません。ニュースを多少観るくらいです。
そう聞いた人は大体驚きます。



テレビのある生活が「普通」なのか?と思うんです。
映像を観てしまうとそれに集中してしまって、同時に他の複雑な動作が出来なくなってしまうじゃないですか。
日常生活における「視覚」は人間の五感のうち80%を占めると言います。



テレビで放送されてる内容に僕の80%をも取られてしまうなんて勿体ないです。



すると、次の質問はほとんどひとつに集約されます。

それじゃあえいまる君は普段家では何して過ごしてんの?


大体ラジオを聴きながら「他の何か」をしてます。ラジオを聴きながらなら他のことも出来ますしね。
中学3年からラジオを好んで聴くようになり、数々の番組を聴いてきました。
いまもFM(alpha station:89.4MHz)を聴きながらパソコンに向かっています。



テレビの音声は、映像の補助的なものであって、それだけでは用を成し切れない。
だけど、ラジオはDJやパーソナリティ、アナウンサーの喋りが番組の命ですので、
話し方にも相手目線の感情がこもり活き活きしています。

聴く側(リスナー)も「見えない」分、想像力がかき立てられます。

プロ野球のラジオ実況では、アナウンサーやゲストの歯切れのいい解説や興奮ぶりが臨場感を倍増させ
リスナーにも伝わってきます
し。

某全世界同時生放送のラジオ番組では世界各国に住むニポン人がその国の電話リポートをしてくれ、
ガチガチに緊張して言葉を噛みまくっているのが声色だけで分かるあたりが楽しい。

一時期僕がハマった 寝床で聴く深夜・早朝のラジオ放送は、どマイナーなタレント(?)の怖ろしくコアな番組があったりで、
違った笑いを提供してくれました。


リスナーにはAM派とFM派に分かれます。僕はFM派
AMを聴くのは野球中継とNHKラジオ講座くらいですかねぇ。


あと、ラジオはリスナー参加型が多く双方向的なのがいいです。
僕も番組オンエア中に投稿した文章をすぐにDJに読んでもらった放送は録音して、今でも大切にしています。


ことにFMは放送エリアも狭いのでJFN(TOKYO FMをキーステーションにした全国放送)以外は
地域に根ざした番組作りに親近感を覚えます。
AMは電波が遠くまで届き山間部でも感度良く聴けるのでドライブ中の友に最適です。


ラジオを聴いてみませんか。意外とハマるかもしれませんよ?


(2007.9.15)