スニーカー代わりに
ホラ〜、コレ、スズキのアイデアを取られてませんか?
…と、見た瞬間に思いました。
ダイハツが いわゆるシニアカーを一般向けにして出してきました。
この領域はスズキが得意で実績も十分(→「100%電動歩行者」)ですけれど、
いかにも足の不自由なお年寄りのアシ代わりといった姿かたちのものでした。
それを発展させて、遊び心を持たせた
「スズカーゴ」/「スズライド」を
特定小型原付としてモーターショーで参考出品してました(→「シニアカー以上、ミニカー未満」)けれど、
現時点(2025(令和7)年)では販売に至っていません。
もたもたしている間に、軽自動車業界でし烈なトップ争いをしているライバルが出し抜きましたぜ。
その名は「e−SNEAKER」(イースニーカー)
…とは言ってもスズキが試作したような軽自動車税や自賠責保険が必要な特定小型原付ではありません。
歩行者です。
記事を見てもらいましょうかね。
(c) 京都新聞
スニーカーのように気楽に「履いて」移動する乗り物。
ダイハツのサイトのコピーが大阪の会社らしくダジャレなのに いやらしくないのがいい。
そしてちょっとした段差や溝も乗り越えられるのも◎。
重量制限も100kgと 僕もOKなのもポイント大(笑)。
もうこれは出したモン勝ちです。スズキの負け〜。
------
「持ち歩く車」は法律上歩行者なのに、広大な鈴鹿サーキットでは使用不可とされてますけど、
これは消費税非課税の福祉車両なので、さすがにOK出すやろう…。
ま、車体は64kgもあるので、ヘアピンカーブやスプーンカーブでバッテリー切れしたら目も当てられませんが(笑)。
参考記事:
京都新聞 2025年8月26日付朝刊
ダイハツ「e−SNEAKER」サイト https://www.daihatsu.co.jp/lineup/e-sneaker/