原付見聞録(電動原チャ試乗編)




(このコラムは2013年に公開したものを、2024年11月30日に2本に分割。
原付見聞録(全面的ヤマハ愛編)」とニコイチの後編です。)

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お次は外に出て、バイク試乗会のコースへ。



大型バイクの試乗には長蛇の列が出来ていますが、それも無視して
受付で「原付1種を2台乗りたい」と申告すると、受付のオネーチャンはすごく不思議そうな顔をしていました。


提示した僕の免許証には「大型二輪」が光っているのになぜ原付を、それもなぜ1種を…って思ったのでしょうね。
今日は原付オンリーの人なんですよ〜。




僕が乗りたかったのは、原付は原付でも、電動バイクだったんです。
まだまだ市民権を得るにはいたっていないカテゴリなので、普及活動に力を入れているのでしょうか、

そこにはスズキのe-Let'sと、ヤマハのEC−03の2台があり、両方とも乗りました。

e−Let’s EC−03(乗ってるのは僕ではありません)



人生初の電動バイクとご対面&乗車にちょっと緊張。



どちらも、跨ったところまでは至って普通のスクーターなのですが、
イグニションをONに回してメーターパネルのところにある「START」ボタンを押すと、
何の音もしないけれども走行準備OK


本当にこれで走れるの?
やっぱりエンジンがブルルゥゥーンと言わないと雰囲気が出ないんですけど。




ま、とりあえず走りますかね。
おそるおそるアクセルを開けると、音もなくスーッとバイクは走り出しました。
出足が優しい4ストの原付よりもマイルド。クリープをたっぷりと入れたコーヒーのようにマイルドです(謎)。



アクセルをガバッと開けてみても、エンジンのように突き上げるような加速感ではなく、
やっぱりスーッとアイスリンクを華麗に滑るキム・ヨナのような伸びやかさ(意味不明)で速度が上がっていきます。

何というか、バイクに乗っているはずなのに、バイクではない未来の乗り物を操ってる感覚ですわ。



スピードをいっぱいに上げてみたかったのですが、1周40mほどのコースを2周しかさせてもらえないので、
30km/h出すのが限度でした。
高速域のフィーリングも試してみたかったですね。




そんなこんなで、僕の大阪モーターサイクルショー2013は無事に幕を閉じました。


マジで?他のバイクの感想は?キャンギャルの写真は?



ありませんねん( ̄ー ̄)ニヤリ

原付だけ見て、乗ってきましてん。
地味やけど、僕個人としては楽しかったですよ。


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楽しかった思い出とともに「2相棒」と走る帰り道では
阪神高速→近畿道へと強制的に誘導され、近畿道1区間(3km)で400円ボラれました orz

大阪市街には二度とバイクで行くもんかッ!!