J隊の白バイ
二ホンの陸海空の防衛を担う自衛隊。
それぞれがそれぞれに活躍されていると思いますが(←詳しくない僕)、
そのなかでも陸上自衛隊は使い勝手のいい土木集団になり果てているのは気のせいでしょうか。
災害支援と称して都合よく呼び出されてるし、「訓練」と称して姫路城の外壁掃除して、札幌では雪像作ってるし(笑)。
近年、人気が落ちているのか、志願者がどんどん減って部隊の運営に支障が出かねないとかなんとか。
親方日の丸とか運転免許や資格取り放題とかでは食いつかないんですかね。
かといってサバゲーやミリタリー好きを引っ張ってきても務まるとも思えへんし。
そんなことをぐだぐだ書いていると先に進まないので、その辺のことは自称「偉い人」に任せましょ。
任せたくないけど(汗)。
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そういう現状を鑑みてなのかどうかわかりませんが、
モーターサイクルショーにまで自衛隊が出展してますね。
他の事業者さんたちと同じようにブースを構えて、
活動内容のパネル展示や、お子さまサイズの制服や制帽などを用意してコスプレしたりとか。
ゆるキャラの着ぐるみまで登場して来場者たちと記念写真に納まったりなどPR活動にいそしんでいるのも見かけます。
毎度思うんですけど、自衛隊のブースは浮いてるんですよ。
迷彩服を着ているからではないですよ。
屈強な坊主頭の野郎どもが来場者に向けて眼光鋭く立っているのが怖いんです。
熊と言われてる僕ですら目をそらしてしまって不審者になり果てるんやから orz
アンタら、ここ災害現場でも戦場でもないねんど。自分らの仕事のPRの場なんやし、もっとこうフレンドリーな感じを出しなさいね。
今年(2024年)の名古屋モーターサイクルショーを訪れたときも、
やっぱりというか当然というか陸上自衛隊がブースを構えていまして。
いままでと様子が違ったのは、そこにいる迷彩服の人たちです。
やさしそうな方やイケメンな方が揃っていたからです。人選を図ったな。
というか、自分たちの姿を鏡で見てようやく違和感に気づいたか(笑)。
そこには気になるバイクが置いてあるやん。跨ってみたい。
会場に蛍の光が流れる閉場10分前、迷ってる暇はなく思い切って声をかけました。
すると迷彩服3人が相好を崩して応えてくれ、
バイクに跨ったところを写真に撮って欲しいと頼むと喜んで撮ってくれましたよ(笑)。
それがこれ(↓)。
自衛隊の白バイです。この嬉しそうな顔といったら(汗)。
イケメン隊員さんに「よく似合ってますよ〜」と言ってもらえ、まんざらでもない僕(笑)。
ベースはヤマハのMT−03。おれのバイクの兄弟車やん。
白のカラーリングとパトランプやBOXがついている以外はいたってノーマルだそうです。
距離が一気に縮んだところでバイクに跨ったまま質問タイム。
時間も無いので疑問に感じていたことをストレートに尋ねました。
いったい何に使うのこの白バイは?
やさしい隊員さんが待ってましたと言わんばかりに答えてくれました。
「駐屯地にエライさんが来た時に車列の先導をするんですよ」
あ、自衛隊にもそういう 面倒くさい
イベントがあるんですね(笑)。
「ほかには、福岡で自衛隊員のマラソン大会がありまして、それの先導もしてますよ」
さすが専用大会。先導も自前なんですね(笑)。
なるほどなるほど、自衛隊の白バイはいわば儀礼的な車両ってところでしょうか。
そういう場に露払いがいないと無いとサマにならんもんなぁ。
って、出番はそれだけ?日の当たるシーンがとっても少なさそうやけど、
やっぱり必要な車両…なのかなぁ。エライさんが来たのにお出迎えも無しとかも見てみたいけど(笑)。
時間が足りなくて、それを訊くだけで終わってしまいましたが、もうちょっと話を聞きたかったなぁ。
今度自衛隊のブースに行くなら あらかじめ質問用意して、もっといろいろ教えてもらお。
くれぐれもコワモテは連れてこないでね(笑)。